アントレプレナー・ドア

ダンナの会社は過去1ヶ月くらい、とあるVCのオフィスを間借りしている。増資契約が終了して、体制が整って、新たなオフィスを借りられるまでの間ということで、投資元VCのところにヤドカリしているのであった。

このVCはシリコンバレー的には超一流でもないが、2流でもないというところなのだが、ダンナたちの部屋からは、オフィスへの入り口がよく見えるので、どんな人たちがやってくるかよく見えるのだそうだ。すると、増資を求めるアントレプレナーはみんな同じカッコウでやってくるらしい。ジャケットにスラックスにコットンシャツ、手にはブリーフケース、数名で何か相談しながらゆるゆるとやってくると。「どういう戦略でこのVCとは話そうか」とか最後の詰めをしているのだろう。私のオフィスの一階にもVCが入っていて、確かにそういう一段の人たち(2-4名くらい)がうろうろしてることがある。 (ちなみに、シリコンバレー的ワーキングカジュアルのルールはSilicon Valley Chicで書きました)

話は突然飛ぶが、飼い猫が口に動物をくわえて家に入ってこようとしたときはあかない「猫識別ドア」を開発したエンジニアがFlo Controlというサイトを持っている(Floは猫の名前)。開発方法や原理も解説されていて、「ねずみを加えて入ろうとしたので拒否されたFlo」とか「Floのふりをして家に入ろうとして拒否されたスカンク」とか、いろいろな写真が掲載されていて笑える。現在開発者は、複数の猫を飼っていて、識別ソフトはそれぞれを横顔の輪郭で識別。毎日、本物の猫の出入りの写真がウェブにアップデートされるようになっている。

閑話休題、増資を求めるアントレプレナーがみんな同じ外見的特徴であれば、Flo Controlと同じ原理で「アントレプレナーを識別して開くドア」が作れんじゃないか。それとも、今のご時世だと「アントレプレナーを識別して開かないドア」の方が需要があるのか、などとくだらないことを話しながらふけていく今宵であった。

アントレプレナー・ドア」への2件のフィードバック

  1. ははは、FloControl見ました。
    猫好としては写真がかわいくて堪らなかったのですが、まじめに説明している文章が笑いを誘ってくれます。
    雑居ビル住人としては、これを飛び込み営業と訪問販売をシャットアウトするのに使えないでしょうか?
    Takuma.,

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  2. 僕は最近naverという日本と韓国の討論サイトにはまってる。対日売国奴と呼ばれる日本の歴史に理解を示す人たちがでてきていて罵りあいも激しいようだ。キム ワンソプの親日派のための弁明が30万部を越えるベストセラーになったが、彼によると封建社会を経験したのはヨーロッパと日本だけで、両者だけが近代資本主義に移行できたのだと。封建社会を経験していない韓国が日本に支配されることによって近代資本主義に移行できたのは、幸せだったと。社会の発展段階でものを理解しようとするのは1192作ろう鎌倉幕府と覚える日本人にとっては新鮮だったかもしれない。
    この間NHKでやっていたけど、江戸時代にはどんどん経済が発展していき、封建的なシステムでは対応できなくなっていった。後期には何度か改革をしたが、質素倹約の改革では限界があった。明治維新によって近代資本主義に移行するが、それは単に外圧が原因であったと言うよりはシステム疲労によるものだったのだろう。
    今の日本も明治維新の時のように、グローバル化した世界にシステムがあわなくなっているよううに思う。世界標準のビジネスと談合ビジネスが混在しているのが日本の問題だと思うが、明治維新を成し遂げたDNAを信じよう。ゴーンが2兆を超える負債をわずか数年で返済したのをみると、しがらみのない外国人(リチャード・クーやフェルドマン)を経済大臣にするのも良いかもしれない。

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