photo journalist blog

San Jose Mercury Newsのphotojournalistで、Pulitzer prizeのfinalistになったこともあるPauline Lubensがblogを始めた。中東に向かう米海軍の戦艦に同乗して、そこで見聞きしたことをblogにするもの。

blog形式でのnewsやopinion配信が広がっている。一方で、良質なコンテンツを目指したSalon.comは、資金繰りが困難で昨年末からオフィスの賃貸料も払えず、このままだと2月が越せない可能性が高いと発表した。赤字続きだったSalonは昨年、起死回生の策として「有料subscriberになるか、広告を強制的に見させられることに同意しないと、全文読めない」というシステムを導入したのだが、結局finance状況を改善できなかったようだ。読み手としては、そこまでしてSalonのコンテンツを読みたいわけじゃない、というのが正直なところ。他にも読むものはたくさんある。

blogで個人の情報発信が簡単になり、質の高い情報が大量に提供されるようになると、有料コンテンツ提供は相当のメリットを提供できなければ成り立たないビジネスになってしまうだろう。

しかし、blogが具現化する個人発信型情報社会では、質が高くて信頼に足る情報はどれくらい広く流布するようになるのだろうか。

これまでの情報の信頼性は「有名なXX新聞、XX誌に掲載された情報だったら間違いない」というような知名度に基づくところが大きかった。ここでの知名度は基本的には「会社のサイズ」「発行部数」などの量の論理による。「大量生産社会的信頼根拠」とでも言ったらいいだろうか。知名度さえあれば、受け手(の多く)が情報を信用してくれるという環境では、基本的には信頼できる情報を流布する責任は情報提供側のマスコミに委ねられていた。

blog型個人情報発信社会では、その情報は玉石混交だが、とにかく絶対量が多いから、玉の量も多くなるはずだ。その中から、信頼できる情報をピックアップして、さらにその情報を周囲に口コミ的に伝えて流布させるかどうかは受け手側の責任となる。優れた情報を広めるかどうかの責任が「発行側」から「読み手側」にシフトする、と言ってもいいだろう。

まず第一歩として、読み手は、情報の中でファクトと書き手のオピニオンをきっちり区別し、さらにそのどちらも間違っている可能性があることを常に考えながら情報の質を判断する必要がある。

面倒だけど、自分の頭で考えるためには大事なこと。

と書いてふと思ったんですけど「自分の頭で考える」ってのも変な表現だなぁ。「他人の頭で考える」なんてことができたら、かなりcool。是非一度やってみたい。

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