Space Shuttle再び・・

Columbiaのことがずっと心の隅に引っかかっている。

前回のentryにtrackbackしてくれたcocoさんのblogにコメントとしてこんなことを書いた。

「結構まじめに『科学の進歩』に共鳴する私は、Blogで書いたアポロ13号の映画の計算尺のシーンで、実は感動で涙が出てしまったのでした。『条件が整わなくっても、人間はやろうと思えばすごい技術的偉業を達成することができる』ということでジーンと。恥ずかしながら、今回もBlogを書きながら思い出して鼻の奥がツーンと来ました。」

そういう私にとって、科学の進歩の象徴だったShuttleが、過去20年間目覚しい進歩のないまま同じことの繰り返しになっていたこと、そしてそれが爆発してしまったこと、そのどちらもとても悲しい。

Columbiaは実は私の住んでいるところのすぐ上を通って行ったのだった。このあたりでも残骸の破片が発見されている。

父親が乗ったロケットが墜落、それを地上から見て流れ星だと思った家族が「お父さんが無事に帰ってくるように」と祈るといった話が、レイ・ブラッドベリの短編にあった。タイトルも細かいことも忘れてしまったけれど、どうしてももう一回読みたくなった。これは火星年代記だっただろうか?うーん、知っている方教えてください。

Space Shuttle再び・・」への3件のフィードバック

  1. 6年もまえの記事にコメント(笑)
    邦題だと「ウは宇宙船のウ」(短編集)原題は R for rocket かなぁ
    または 「スはスペースのス」(短編集)
    どちらかに 収録の短編ではなかったでしょうか。
    ラストも ちょっと違って 「昼間外出できなくなる、、」だったような覚えが、、、 火星年代記では 「邂逅」がすばらしかったと思います。 (なんせ 40年近く前に読んだ本なので美化しているかもしれませんが) 翻訳しか呼んでいないのですが、訳者の人の能力もすばらしかったのでしょうね。

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  2. chikaです。おお、どうもです。
    「ウは宇宙船のウ」そのものは、「お父さんは太陽に吸い込まれて死んでしまい、それ以降お母さんは夜中にしか外出しなくなる」という話しでは。なので、「流れ星にお祈り」はないかと。なので、短編集の中の別の話しなのでしょう・・・。ちなみに我が家には萩尾望都の「ウは宇宙船のウ」があります;)これは「ウは宇宙船のウ」と「スはスペースのス」の中の話しをいくつかピックアップして漫画化した感じになってます。(原作の雰囲気を色濃く残したかなり出色の漫画となっております)。・・・あ、そういえば火星年代記はこのエントリを書いた後買ったけど読んでないことに今気がつきました。

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  3. ちょっと 調べてみた感じでは 刺青の男に収録の 万華鏡 が近いような でも 「家族が流れ星に」とは ちょっと違いそう。
    ただし この本 読んだことがなさそうなので ただいま取り寄せ中です。

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