Plan B is plan A (SGI)

SGI(創価学会インターナショナルじゃなくて、Silicon Graphicsの方です)のCEO、Bob Bishopがbiz inkのインタビューに答えての一言:

「Plan B is Plan A. We have no backup.」

Consumer向けから完全に脱し、science/engineeringマーケットにフォーカスすることを指している。1999年6月以降、一度もquarterly profitがなく「had more facelifts than Michael Jackson」とまで言われる戦略の紆余曲折は「high-end personal computers, video game chips, streaming media, 3-D animation software, Hollywood special effects and computer graphics cards」と激しかったが、もはや背水の陣ということ。

SGIといえば90年代半ばまでは優秀な人材の宝庫だったのに・・・。祇園精舎の鐘の声、ですね。

(ちなみに、Michael Jacksonの整形の歴史はこちらに・・・。)

Plan B is plan A (SGI)」への2件のフィードバック

  1. こればっかりは過ぎてみないとわからないんです。
    というのも、素材としてのいい人材はどんな会社にでもいますが、「伸びている会社」、「今から上手くいく会社」では、そうした人たちがさらに成長するので、結果的に振り返ってみると、そこから傑出した人たちが輩出することになります。優秀な人材は、持って生まれた素質だけじゃなくて、どう成長するか、も非常に大切。ですが、成長の過程においては、どこも五十歩百歩の小規模ベンチャーなので「どの会社にいけば将来の優秀な人材がいるのか」は、リアルタイムではわからないのです。
    例えば、「ここはきっといい人材がいっぱいいる会社になる」とみんなが思ったNetscapeはその栄光期間が余りに短くて、人材が育つ余裕がほとんどありませんでした。
    とはいうものの、強いて言えば、IT系ではCisco、Intel、Oracleなんかは今でも手堅いでしょう。MSは優秀な人は多いのですが、valleyカルチャーと合わないことも多い。あと、日本ではあまり知られてませんが、Siebelは鬼の人事政策で社員を絞っているので、強力な人材が育っているといわれています。(Siebelは、服装はフォーマル、(スーツのみ)、デスクでの飲食禁止、ボトム数パーセントは定期的に首にするなど、強烈です。また教育制度もハイテクにしてはしっかりしている。)
    Bio系では、今でもやっぱりGenentechなんでしょうか。Amgenは人里はなれたところにあるので、あんまり人が表に出てこないんですよね。Thousand OaksのAmgenは社内にレンタカー屋があるくらいmiddle of nowhereですので。

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