我が家のすぐ近くの基地局の写真。
2本の木がどちらも基地局。見事な変装だ。
前はもっとしょぼい変装で、遠目で見る分には木のようだけれど、近くで見るとバレバレで笑えた。こんな感じ↓
現在のタワーの変装がハリウッド映画並みとすれば、前は中学校の学芸会レベル。
今は、近くでしげしげと見なければ気づかないくらいのそっくりさんぶりで、幹には木のような模様まで入っている↓
ちなみにここは高速道路のすぐ脇の丘の上なので、携帯基地局に最適らしく3本もタワーが立っている。一軒の家が、余った土地を携帯会社に貸し出しているのであった。
さらに、同じ場所に4本目のタワーが立ちそうになり、周辺住民が反対運動を始めたのが1−2年前。こんな抗議プラカードを作って軒先に立てている。
とてもプロっぽい仕上がりだが、この反対運動をしている一角は全部で20戸ほどしか家が無い。この看板もせいぜい7−8戸しか表示していない。それだけのために、こんなデザインをするとは・・・・
右上の黒い汚れのように見えるのは、カラス風の鳥がたくさん飛んでいる様子で、4本目のアンテナがこれまでと比較にならないくらい高いことをさりげなくアピール。
左下は子どもの手を引いた両親で、住宅地にこんなものがあっていいのか、という論点をさりげなくアピール。
反対運動のウェブサイトもちゃんとあって、これも地味ながら手慣れた感じに作られている。
きっと、住人の中にグラフィックデザイナーがいるのでしょう。
こうした抗議を防ぐためかカモフラージュがどんどん精緻になっていく携帯タワーであった。ラスベガスあたりではヤシの木に変装しているらしい。これもすごくよくできているそうです。
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ちなみに、携帯会社にタワー用の土地を貸すといくらもらえるんだろう、と検索してみたところ、出てきたのは「携帯会社とのネゴ用に、タワー用土地レンタルの適正価格を算出します」というビジネスのサイト。いや、世の中いろいろな仕事があるものです。
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音声状態の悪い携帯でも英語で会話できるようになろう↓
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