シリコンバレーで働くいろいろな人のインタビューを掲載しているパソナテックサイト上の「はたらけシリコンバレー」、最新号は、サンフランシスコのロースクールに留学して弁護士になった堀本さんです。ロースクールに行く前は、日立の知財部勤務。
1年弱ほどアメリカの合弁会社に駐在した際に、周りのアメリカ人の弁護士に
「私アメリカでやっていけるかな?」
と聞くと、
「you can do it!!」
と太鼓判を押され、
「なんでもポジティブに言うアメリカ人に乗せられてしまいました。」
というくだりがあるのだが、これ大事。何が大事かというと、何かの変化を起こそうとするときは、正しい人にアドバイスを求める、ということ。(「アメリカ人にアドバイスを求めろ」と言ってるわけじゃないので、続きを読んでね。)
私が6年前に書いたエントリーにMidlife Crisisというのがあって、これは、30代以降、既にある程度キャリアを構築したところで異なるキャリアに移る時のコツについてのHarvard Business Reviewの記事を参照したものなのだが、その記事であげられていた「一般的に信じられているが、実はしてはいけないこと」のひとつが、
2)信じられるアドバイザーの意見を聞く
自分のことをよく知っている人に意見を求めると、通常彼らは、自分(=相談者)の今の状態が続いた方がリスクが少ない人たちなので、とりあえず現状維持がいいのでは、というアドバイスを受けがち。(上司やら、配偶者など)
だから、そういう「信頼おける人」にアドバイスを求めても意味がない、と。
特にうら若き女性諸君には声を大にして言いたいんですが、
「君にできるはずがない。悪いことは言わないからやめておくのが身のためだよ」
という親切なアドバイスを受けたときは、にっこり笑って「そうですよねぇ」などと言いながら、心の耳はバシッと閉じてシャットアウトするのがよろしいかと。
私も昔はこういう感じのことをいろいろな老若男性に言われたが、全て的外れであった。アメリカの大学院で博士号を取ってシリコンバレーのバイオテック企業で働いている日本人女性と話したときも、「日本で働いていた会社の人からは、君がアメリカで博士号なんか取れるわけがないからやめておきなさいと言われた」、と話していました。とある日本人男性エンジニアは、「君の英語力でシリコンバレーで通用するはずがない」と言われたそうだが、大いに通用しています。はい。
上記の記事は男女両方含めた(主に)アメリカの読者向けなので、別に日本に限らず、世界中どこにでも(少なくともアメリカにも)、男性にも女性にも「やめておいたほうがいい」という人たちが沢山いるわけです。
しかし、実際やってみてできなかったら、いつでも後戻りできる。留学が本当に無理だったら、途中でやめて帰ればよいだけのこと。それはもちろん、大変ではある。しかし、「新しいこと」というのは往々にして怖いものだが、「いつでもやめられる」と思って恐る恐る始めてみると、意外に思っていたほど恐ろしくないことがわかる、というのがお約束だ。(本当に怖いものはもっと別のところにある)。
というわけで、「できるはず」があるのかないのかは、自分でやってみてから判断する、と。
で、「やってみよう」
と思うには、
「やってみるといいよ!」
と言ってくれそうな人のアドバイスを聞くとウキウキします。
>(本当に怖いものはもっと別のところにある)。
どこにあるんですか?
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chikaです。
たとえば、変化を恐れてひとつの仕事をし続けているうちに、会社の外側で通用するスキルがなくなってしまうこと、など。
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そんな質問をする方が間違っている。
反対する奴が正しい。
最初からそんな後ろ向きの奴が、成功する訳が無い。そして、逆恨みされる。
刺される前に、まず反対しておく事が正しい行動です。以下略
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欧州の外資系銀行の日本支店(東京)で働いています。
全く英語もできず、特に秀でた技術もない中で、
「日本にあるから大丈夫」という事で飛び込みました。
しかし、オフィスの9割は外国のスタッフで、
英語しか使えない状況で、とにかく焦りましたが、
2年程経った今では、なんとか業務を滞りなく遂行
できるようになりました。
無論、海外に居住している方々から比べると
ユルユルな環境な事は確かで、海外で挑戦されている
方々は尊敬できるのですが、ただ海外に行くのではなく、
海外に行って「何を実現したいか」という
点について、意外と周りにしっかり語れる人がいなく、
そういう人たちは折角海外にいっても、肝心なものを
手に入れずに帰国して来ている様にも見受けられます。
現状維持を志向する方々にとっては
海外での挑戦は全く価値がないのでしょうが、
変化や成長を求める人にとっては、ものすごく
輝いて見える、そんな海外で気合と根性で(古!)
挑戦する方々を、心より応援したいと思います。
(長文且つ浅いコメントで恐縮です・・・)
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1945年3月末アメリカ軍はとうとう沖縄に上陸し侵攻を開始した。ある大日本帝国軍人は村の女たちに「米兵は野蛮だから、捕まったら強姦され殺される。捕まりそうになったら、これを呑んで自殺しろ」と言い、女たちに毒薬を渡した。がとある老いた村の賢人は、軍人に内緒で女たちに「アメリカ人だって同じ人間なんだから、そんなに悪い奴らじゃないと思う。迫ってきたら命を無駄にせず投降しなさい」と囁いた。結局多くの女たちは毒薬を呑んでしまったが、中には結構楽観的な女たちもいて彼女らは投降した。投降してみると米兵はとても紳士的で、捕虜たちは丁重に扱われた。村の賢人の囁きを聞いた女たちの多くは、いまだ健在でたくさんの子孫を残して楽しくやってている。
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今僕がやってることを、6年前ぐらいにマッキンゼーの先輩でベンチャーやってる人と飲んでる時にアイデアとして話したら、
「可能性はよくわからんが話として納得感がある。かつやってる人を聴いた事がない。ということはつまり”やるべきだ”ってことだな。」
って言われてスゲーなと思いました。アレ言われなかったらやってなかっただろうなと。
あと同時に、
「10年後に来る物凄い大きな波とかっていうのは、今”既にどっかで発生している”。時代の先端を駆けたかったら、今の段階では誰も見向きもしないし行ったらアホ扱いされるような”次の波の最初の席”を確保して、時代が追いついてくるまでじっと待っているんだ。時流が来るまで貧乏生活をすることもあるだろうが、そこから動いてはダメだ。」
って言われて、これまたスゲーな・・・・と思いました。
あと、ホストクラブにいたころの店長が、「簡単にナンバー1になったらアカン。すぐにみんなが引きずり落としに来るからや。ナンバー2の段階におる時に、みんなにあなどらせておきながら、”ナンバー1になってもその地位を楽々維持出来る実力”を、密かに蓄えとくねん。ナンバー1になった瞬間、既に誰も追いつけない・・・・って形にしとかな、”ナンバー1を維持する”ってことは無理やな。」
って言ってて、これもまたスゲーな・・・・と思いました。
結局、リスク取ってる人はリスク取れよって言うし、リスク取ってない人は辞めとけよ・・・・という、それだけの話なんじゃないかと思いました。でも思うのは、みんながみんな「リスク」を取り始めると(特にあまり物事を深く考えない人までムチャをやりだすと)社会が混乱するんで、多少「リスク取るには気力が必要」ってコンセンサスがあるのは大事なことのような気がします。8割ぐらいの人には否定されても断固やる・・・・ってぐらいの人だけ・・・・にしておいた方が良いのかなと。「彼ら」が安定して同じことやってくれているから、「変人」としては思いっきり何でも出来ちゃうというわけですね。
なんか、前回ちょっと感情的な(雰囲気が)コメントしちゃってスイマセン。なんか、個人的に日々苦労してる事がソコにあるんで、ちょっと冷静ではいられない何かがあるんですよねああいうのには。でも今回は、物凄く丁寧にフェアさに気を使った文章書いていただいて、ほんとありがとうございます。また来ます。っていうか来てます。
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こういうエントリーのほうが、過去何回かあった「日本だめだめ」エントリーより好きです。 テーマは同じなんでしょうがね。 楽しませていただいてありがとうございます。
日本で仕事をしていると、確かに「それは無理」「出来ない」「やっても無駄」意識が強いのにはすごく驚かされます。 本当に日本人って100%の確率で出来ると予想されていること以外は「出来る」とはいえない民族です。はい。これは大賛成。 でも、逆に日本人が「出来ます」って言ったら、必ず出来ますね。 成果物は出てきます。 個人的な人生の選択にしても、仕事のプロジェクトにしても、将来のことはほとんどのことが「出来るか出来ないかわからない」リスクはあるはずですが、日本人は極端にリスク回避志向で、不確実なことを嫌う傾向があります。 「できる」って言ってそれが守れないことのほうに重点が置かれるんですかね。
でも、特に仕事のプロジェクトなんかでよくあるのが、「げーそんなの無理無理」と思っても、こうして、ああして、で3回ぐらい荒波を乗り越え、ってすると、以外に出来てしまうものなんですよね。 これが。 だからやらない損です。 でも、日本人はかたくなに断ってくる人多いです。 その点欧米人はリスク大好きですから、何でもひとまずやってみてます。 その違いって、いろんなところに出てくるなーとよく思います。 まあ、イギリス人が「出来ます」って言ったことは50%ぐらいの確率で出来てくるかなって今は構えてますけど。 アメリカ人は75%ぐらいでしょうか。 (独断と偏見です。 何も実証するものはございません)
個人の人生も、リスクとったほうが可能性の確率は上がると思います。 特に、それが自分でコントロールできる確率(勉強とかキャリアとか)だったら、私はいつも「やりなさいよ!」って薦めますね。
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まったく、千賀さんのおっしゃるとおりだと思います。パチパチパチ!私が海外に留学し、その後、起業するんだと決めたとき、家族以外は誰にも相談はしませんでした。相談ではなく、その話をしただけで、ご親切に男性は全員「ぜったいにやめとけ!」と忠告してくれました。何でも人に話しても、相談してもいいけれど、最後は自分で決めるしかないです。自分とまったく同じ人は、世界中どこにもいませんからね。
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何事も自分次第だと思う。
ものすごく昔ですが、カルフォルニアのジュニアカレッジに留学していた時、私の行きたい大学の学部は日本人はみんなドロップアウトしてしまうし、外国人あんまり取らないから無理と周りに言われた。半年以上待ったけど一応入ってドロップアウトせず卒業した。
多くの知り合いは何故かアメリカにいるのに現地採用で日本企業に就職するか、日本に帰って行った。口々に永住権持ってないからとか、ビザがどうこうと言っていた。普通に就職しようとするのは、まるでおかしいと思われていたようだ。私は、大学を卒業する前に、三社以上からオファーが来ていた。ビザ付きの条件で。
そのうち、コンペの会社に引き抜かれ、旦那と共に身銭を一銭もきらずに会社が永住権を取ってくれた。最後の面接は、日本に帰れた上に、飛行機、ホテル、メディカル全て二人分払ってくれた。
私が何かを始める時、周りには、必ずネガティブな発言をする人がいた。
私は、気にしない事にしている。逆に更に踏ん張ってしまたりする。無理と言われても実行するのは、自分だから。怖がらずに好きにやり遂げれば良いのだと私は思う。
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chikaです
>今回は、物凄く丁寧にフェアさに気を使った文章書いていただいて
ありがとうございます。でも違うんですよwww説明を増やしただけ。言ってることの「フェアさ」は書いてる本人的には何ら変わってないつもりなんですが・・・・はてさて。
>「日本だめだめ」エントリーより好き
嫌われても時には言わなければならないことがあるw
>リスクとったほうが可能性の確率は上がる
ミクロ経済で、risk averseだと高コストで低い成果しかえられない、というのをグラフで見た時は「おお、ここに日本の問題がっ」と頭の中がすっきりしましたw
>相談ではなく、その話をしただけで、ご親切に男性は全員「ぜったいにやめとけ!」と忠告
アメリカではunsolicited adviceという表現がありまして、「聞いてもいないのにするいらない助言」で、これは避けるべきこと、というのが社会の基本認識だったりします。
>口々に永住権持ってないからとか、ビザがどうこう
私が高校でホームステイに1年行ったとき、クラスメートの男子(当時高校一年生!!!)が「一年も遅れたら将来就職に響くからそんなのは嫌だ」と言っていました。そんな発想があるのか、とびっくりしたのを思い出しました。人生何でもやったもん勝ちだと思います。はい。
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「親しい人よりも詳しい人に聞け」
こんな格言?を思い出しました。
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日本は逆に、一つの仕事を続ける事で全体でリスクを取っていると思います。
日本は設立200年企業が3000社以上でダントツの世界最多。(アメリカは14社)100年企業も2万社以上。
他国には無い特徴です。
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他国には無い特徴 って いっていったいなんのために
リスクをとっているのでしょうかと。
さらに100年続けるため、個々の意志は蟻ほどですか。
と裏返して、みることもまだままならいまま。
衰退しながら100年続くんでしょうね〜 順番に死んでいって忘れられるまで変わらない変われないなんてイヤですね。
それが他国にない特徴なんでしょうね。
インフルで ほぼ全員7割? マスクしちゃう国。 リスクもマスクされちゃう国。
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>変化を恐れてひとつの仕事をし続けているうちに、会社の外側で通用するスキルがなくなってしまうこと、など。
ああ、それは怖いですね。でももっと怖いのは、
「そのことに自分で気がつかないこと」でしょう。さらに怖いのが、
「後戻りも再出発も難しい年齢になってから、”そのこと”に直面すること」
ですね、きっと。「64才でスタバの店員から出直し」なんてまだ怖くない方の話かもしれませんね。
ところで
>インフルで ほぼ全員7割? マスクしちゃう国。
でも死者を出さずに乗り切れそうじゃないですか。逆にカナダでも堂々と「これが日本流!」とマスクをするだけの自己確信が全ての日本人にあれば、水際阻止も成功してたかも?
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>インフルで ほぼ全員7割? マスクしちゃう国。 リスクもマスクされちゃう国。
神戸市民です。
私は
・7割がマスクしてくれてるなら、今現在インフル以外でも風邪の兆候のない自分が感染する確立は低い
・自分用マスクが少ししかなかったため、更に深刻になった場合に備えてさせてもらう
という理由で3割に入りました。
どっちも自分自身を守るためですが、同時に周囲の事も考えてです。
マスクを無理矢理入手することで本当に必要な人が手に入れられなくなる状況には荷担したくなかったので。
他の土地での反応は分かりませんが、若い子以外は震災を覚えていますから、お互い「やれることはやる」レベルでやっておこう、という意識が強く働いたと思います。
一部の人は震災経験があったからこそ悲観的な予想をしたようにも思います。アレを乗り切ったんだから大概のことは大丈夫と異常に楽観的になってる人もいました。
「今、マスク無しで咳したら睨まれるな!」と関西人気質で笑いのネタにもしつつ。
街の風景は異常でしたが、想定された光景という感じで、日常に戻りつつある最近はお互い良く乗り切ったな、的な連帯感も多少感じます。
日本人らしいですね。
>でも死者を出さずに乗り切れそうじゃないですか。逆にカナダでも堂々と「これが日本流!」とマスクをするだけの自己確信が全ての日本人にあれば、水際阻止も成功してたかも?
私の周囲ではこの意見が主流です。なんでカナダで堂々とマスクしなかったのか!と。
でもそれが日本人らしいところですよね。
私は留学経験も経験者の友人も、海外の方との関わりもありませんが、半年前くらいから色々と発見が多くて、ブログ楽しませて頂いています。
来年には中国を皮切りに海外と関わりそうなので、自分で発見したり確認したりできるのを楽しみにしている所です。
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>変化を恐れてひとつの仕事をし続けているうちに、会社の外側で通用するスキルがなくなってしまうこと、など。
これ、例えば、ジェネラリストのおじさんがいざリストラされても「部長ができます」としか言えなかったとか、そういう話ですよね。
私は、ひとつの会社に5年なりいるとどうしても「その会社」最適に仕事ぶりが適応されていくことに理由なく不安を感じてしまうタイプなので、5年程度のスパンで仕事or会社を少しずつずらしてきました。引き出しが多い、自分の経験をよしと思う一方、「損をしてきた感」もずっと持っています。
というのは、今まで在籍した会社及びまわりを見渡してみても、評価される、高給を得る、リストラされにくい人材は、一つの会社に長くいてかつ成果をだしている人で、成果をだしていていも一つの会社に長くいない人は劣後であるように思えるからです。
前述のおじさんのような、一つの会社に長くいただけで成果をだしていない人はリスクが高いというのは理解できますが(そうでもない事例も散見されますが)、それは成果をだしていないことが原因であり、会社最適していること自体がリスクを招いたわけではないのではないでしょうか。どこかの会社で成果をだせていたならば、個別性がひたすら高い独占企業でない限り、類似企業でもそれなりにやっていけるのでは?
要は、一つの職・会社でやっていくことがリスクになるという事例が実感としてうまく頭に思い浮かばないもので、自分の選択は(自分の嗜好には合っているものの)あまり賢いやり方ではないのでは、と日々考えております。
(例えばpcもできないおじさんが退職後何の仕事があるんだ、なんてのはなんとなく分かりますが、でも周りを見ていると、pcもできずに高給を得ている人はまだ沢山いますし、勤続年数が長い人たちは定年後も退職延長してそれなりに給料得てますしねぇ・・・)
似た話(私の中の分類ですが)で、誰でもできるような、単なるDOwerな仕事は海外のより安い労働力にとって変わられる(のでナレッジで勝負せよ)、という言説もありますが、これもよくわからないのです。人材市場がグローバル化する・していいるので競争相手が増えます、というのは分かりますが、DOwerだろうがナレッジ職だろうが、その競争状況にそれほどの差はあるんでしょうか。文化的背景を必要とされる職は障壁を築けるでしょうが、看護師も小説家もすでに外国人がいる中、そんな仕事が特に思い浮かばないです。
長々と失礼いたしました。
かように認識の浅い私にどなたかご意見くださると幸いです。
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>sasuraiさん、
>会社最適していること自体がリスクを招いたわけではないのではないでしょうか。
「会社最適」を、現在の職位や職制に自分を溶け込ませる、という狭い意味ではなく、もう少し広く考える必要があるかもしれません。
外資系企業の幹部候補生向けセミナーで教わったことですが、会社には「表の組織」と、実際に会社を動かしている「裏の組織」があるということ。この「裏の組織」の方には、それなりの年数をかけて人脈を作っていかないとたどり着けないでしょう。本当の意味での「会社最適」とは、こういうことに気づき、実際にその裏の組織に食い込むことでしょう。並行して、現在あるいは近い将来必要となるであろうスキルに磨きをかける、というのが望ましい社員像です w このセミナーを実施したのも米国系のコンサルで、個人のスキルが全面に出ているように見える米国社会でも、こういう見方は案外、一般的なのかなと思いました。
「ひとつの会社に5年なりいるとどうしても「その会社」最適に仕事ぶりが適応されていくことに理由なく不安を感じてしまう」という気持ちは私自身と重なる部分が多く、とても他人事とは思えませんが、そもそも、裏の組織だとか何だとかいう(既存の)「会社」という枠には馴染まない気質、体質ということも考えられます。自分の会社を立ち上げるか、フリーランスとして独立する道を探るのも、苦労は多いですが、やりがいのある生き方だと思いますよ。ちなみに、私は今のところ、後者を選んでいます。
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>ミストラルさん
sasuraiです。書き込みありがとうございます。
わたくし、コンサルティング会社勤務でして、まさに「個人のスキルが全面に出ているように見える」が「裏の組織に食い込む」ことなくては出世は難しいことをまざまざと感じております。
私にとって「会社」って、やっぱ勝ち目ない場所だなーと思うに至り、というわけでまさにちょうど最近、フリーランスの道をとることを決めたところでありました!
私はやはり、生活の金銭的安定、コミュニティへの永続的な所属、および社会的承認を確保するには、周りをよく見渡して(それが時代遅れであろうと間違っていようと)できるだけ大勢と同じ道を歩んだほうがよいように思っています。しかし、そうであったとしても、そうできないタイプの人間であるのだから仕方ないんですがね。職業柄かなんなのか、投資と効果の関係がどうしても気になるもので、自分の選択はハイリスク・ローリターンな気がしてなりません。
とまれ、フリーランスライフを楽しみ、頑張りたいと思います。
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自分の性格にあった生き方をすることで得られる精神的な安らぎというのは、投資対効果という尺度では計りにくいが重要な要素だと思いますよ。くれぐれも健康にはお気をつけになって、大海原に向かって帆をあげてください。
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こんにちは。アメリカ留学に飛び込んだものです。
渡米して3か月、自分で決めたこととはいえ、落ち込むことも多く
自分の決断は正しかったのだろうか、と思っていたところでした。
いやになったらいつでも帰れるんですよね。
真面目な性格なせいか、頑張りすぎて空回りしてしまっているようです。
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May さんの文章を読んで、留学して4ヶ月くらいの頃、アイスクリームを食べながら、思わず涙をこぼしてしまった自分を思い出しました。新しい環境で、外国で新しいことを学んでいるんだから、そりゃー最初は大変ですよねー。でも、石の上にも三年じゃないけど、頑張っているうちに、道は開けるものだし、もちろん、いざとなったら帰れるし、お体に気をつけて頑張ってくださいね。それから、大学のカウンセリング・センターとかで、ちょっと話を聞いてもらうと、随分心が晴れます。お勧めです!
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