あけましておめでとうございます。
さて、新年企画ということで、2009年5月に書いた「海外で働く人の体験談募集」というエントリーにコメント・トラックバックで頂いた皆さんの体験談を列記します。もっと早くまとめたかったんですが、結構膨大なのでうーん、と思っている間に半年以上たってしまった・・・すみません。それぞれ面白いお話なので、地域別に整理しただけで列記。赤字は私が付け加えました。まずはアジアです。
中国、台湾、香港、韓国、シンガポール、ベトナム、フィリピン、インド、と続きます。
- 中国
by: Zosoさん
1. 今いる国;中国
2.今の勤務先の業種・本社所在地
食品・飲料メーカー 本社;北京
3. 今している仕事の職種
総経理(日本で言うと雇われ社長でしょうか・・・)
4. 今のワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど)
残業は基本的になし。(接待等はあり)
休暇は自分でコントロール
5. 今の生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ)
住環境は100m2位のマンションです。(家賃は日本円で40,000円位)
日本のサラリーマン時代より円換算で年収は下がりましたが、生活
コストがものすごく安いので、貯金額は以前より増加しています。
日本円でいうと、例えばバス初乗り6円、昼飯150円とか・・・
リクリエーションはゴルフとか国内旅行くらいでしょうか・・・
6. 日本でしていたこと(差し支えない範囲で学歴・職歴。固有名詞でなくてよいです)
広告代理店で営業、マーケティングをしていました。
7. 今いる国に来た方法と来た動機
動機は以前の勤務先で中国への出張が多く、この国の潜在力を
感じて・・
なんていうと少しかっこよ過ぎるので、水があったといのもありますが・・・
やはり日本で感じる未来に対する閉塞感を感じてた所に、海外を
みてしまったという事だと思います。
8. 今の仕事に就いた方法
現地の人材紹介会社の紹介です。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法
とくに費用はありませんが以前の勤務先で社費語学留学をさせてもらいました。
その後転職したので、後ろめたさはありましたが・・・
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
営業とかコールセンターの募集はよく見かけます。
それなりの待遇だと語学力以上にスキルだと思います。
例えばIT開発,工場・品質管理等のスキル等があるとよりいい
条件の仕事が探せるかと思います。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
むしろ定年後の日本人エンジニア等の募集は多いです。
年齢よりも技術でしょうか・・
12. その他ご自由に・・・
中国といっても北京、上海などは大都会なので生活には困りません。
単純に生活コストの安い国で暮らすのもありかと思っています。
by shi-fanさん
1. 今いる国:上海
2. 今の勤務先の業種・本社所在地;法律事務所@ローカル
3. 今している仕事の職種:秘書兼翻訳(日中)
4.
今のワークライフバランス:
9;00ー18;00が定時。残業は週に4時間くらい。私用の時間はとりにくいですが、その分、日本より早く帰れる。休暇は…周りを見てると、ある程度は取りやすそう。中国では年に2回1週間程度の公的な休みがあ
る(旧正月&10月の国慶節)
5. 今の生活環境
住居費は、2000元ー3000元程度。シェアしてる人も多いので、そうすると、1000-2000元/person 程度で、広いマンションを借りれます。 生活コストは…食と安全にこだわらなければ安上がりですw
タクシーは初乗り160円くらいなので、日常で使えます。リクリエーションは…中国なんで・・・
6. 日本でしていたこと
1.5流wの私大卒→日本で営業の仕事を6年。その後、トロントで3か月、中国で1年半語学留学。(英語は忘れた)
7. 今いる国に来た方法と来た動機
そのままの暮らし&日本に漠然とした恐怖を覚えたのと、華僑の生き方になんとなく憧れて。
8. 今の仕事に就いた方法
転職エージェント@日系で。中国では日本の大手人材会社が多く進出してます。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法(借金・奨学金などは、差し支えない範囲で、どこからいくら位)
自分の貯金。200万程度。親借金30万くらい。
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
やっぱり営業職が多いと思いますが
なんでもあるんじゃないですか
人材会社などで探す場合ある程度の中国語レベルがあったほうがいい気はします。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
中国も転職社会だし、男女平等で働く文化があるので
年齢制限については、ないと思います。
ただもちろん職種によってはあるのでは。
12. その他ご自由に・・・
中国での日本人の雇用は基本的に現地採用で、1-2年の契約社員になります。
日系企業に勤めれば、日本なみに残業があるところもあったり
駐在員とローカルスタッフの中で板挟みになることもあると思います。
こちらで起業したりするわけではない場合、
長期的なキャリアプランは築きにくいかもしれません。
大量に20代中盤くらいの若者が現地採用目指してやってくるし
日本人が多い町でもあるので
とりたてて、外国にいる、というかんじはしないです。
でも、まぁ日本に比べたら全然楽だとおもいますぅ
by Toshiko ISEさん
1. 今いる国
中国上海市
2. 今の勤務先の業種・本社所在地
小売・卸売り業(Kimono&Accessories)、上海市
3. 今している仕事の職種
法人代表(経営者)
4. 今のワークライフバランス
自由に取れる。仕事以外の時間で、日本のように人間関係において時間が取られることがないのでいい。例;親戚付き合いや地域活動など。
5. 今の生活環境
すべてにおいて、物理的な面は、日本よりも選択肢の幅がある生活しやすい。ただ、上海という大都会なので、空気や水が汚い。いいかえれば、日本の自然環境がすばらしい。これはお金では買えないもの。
6. 日本でしていたこと
大卒、主婦、母親、嫁、家業の切り盛り
7. 今いる国に来た方法と来た動機
人生の折り返し地点(40歳)を過ぎ、残りの時間を考るようになり、自分らしい生き方をすることにした。海外に住む最大の動機は、日本以外から一度日本を見てみたかった。自分の思うとおりに会社を経営してみたかった。
8. 今の仕事に就いた方法
1年間は中国語の勉強のため上海交通大学に語学留学。その後、起業を前提に、仕事の経験を数年踏まえて起業。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法
留学には、150万円準備した。(自分の貯金)
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
数年の現地採用経験はいいが、長くやっている意味はない。中国語を身につけて、商習慣を知り、起業するか、他国へ移動するのがいいと思う。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
経営者には年齢制限はない。だから私は選んだ。現地採用者なら若者に限る。中国人でも働いている人は50歳くらいまで。白髪交じりは日本だっと思われているくらい、みな若い。日本での退職者で、日本で過ごす老後よりは生きがいがあるというのなら、話は別。
12. その他ご自由に・・・
日本より断然いいと思うのは、女性が働きやすい場所ということ。社会全体が、差別していないし、女性らしさも求めていない。主婦が家事をするとか、女性が
偉そうに!とか、でしゃばるとかいわれることは皆無。能力があるのなら、女性も何の制約もなく活躍できる場。商売上手なのは、やっぱり女性ですから。女性
が大手を振って大活躍できる場所です。
by Yoko UENOさん
1. 今いる国
中国
2. 今の勤務先の業種・本社所在地
地図データ、GIS構築のオフショア、SI
本社:中国上海市の中国独資ベンチャー
3. 今している仕事の職種
副総経理、対日系アカウント対応、ブリッジ
社内唯一の日本人。
4. 今のワークライフバランス
就業は9時-18時。残業は殆ど無し。基本的に土日、祝休日は休み。
繁忙期は休みが取れないことも多い。
日本出張時の夜は殆ど会食。
5. 今の生活環境
上海は外国人が多い街のため、殆ど不自由は無い。
生活コストは生活スタイルによる。
外国製品を中心に購買すれば、関税の関係でとんでもなく高くつき
中国製品を中心にすれば、日本の1/5程度でも生活可能。
世界各国の人と知り合うチャンスがある。
ただし、環境(空気、水)は悪く、もちろん、サービスは悪い。
リラックスできる場所は、自分の部屋とお気に入りのバーぐらい。
6. 日本でしていたこと
GISのSE(5年)、技術営業、事業企画→不動産投資のコンサルティング
7. 今いる国に来た方法と来た動機
ビザは留学ビザで。上陸半年後から知人の会社を手伝う。
叔父が20年前に中国に進出して工場を経営しており
その頃の話が影響していると思う。
8. 今の仕事に就いた方法
前職の顧問からの紹介。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法
資金は100万円程度。自分の貯金。
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
中国語が出来なくてもOKなのは、日本語教師、日系企業の営業。
ただし待遇は悪い。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
基本的には無いけど、社員として、将来のキャリアが構築できるかは疑問。
この国では、やり方によっては、ずっと働くことは出来る。
12. その他ご自由に・・・
日本で働いていた時よりも
わくわく感があり、また、チャンスも多い。
反面、日本人一人だけの中国系ベンチャー企業勤務はかなりハードです。
この経験を生かして、新しいステップを踏み出す準備中。
中国関係では、
も必読。「金融危機の影響で仕事がなくなって切羽詰まった人に特に読んでいただきたい」「選択肢がなくて死ぬよりゃ、死ぬ気で中国で新生活を開拓した方がマシ」とのことです。
- 香港
by こーじさん
1. 今いる国
香港
2. 今の勤務先の業種・本社所在地
日本に本社があるIT企業
3. 今している仕事の職種
ITのソリューション営業
4. 今のワークライフバランス
裁量労働的な制度ですが、残業してまで働きまくることはなく、通常営業時間内に仕事を終わらせる前提で全てが進んでいます。まだ入社したばかりなので休暇は取れないのですが、同僚の話では有給消化は必須だとか。
5. 今の生活環境
住宅費以外は日本の2/3以下のコストで生活出来ます。またその価格帯での選択肢も非常に多く、楽しく暮らしています。特に食!
6. 日本でしていたこと
日本大学法学部卒業後、旧商社系IT子会社にてSEをやってました。
7. 今いる国に来た方法と来た動機
香港科技大学MBAに留学するため香港に来ました。米国でMBAをとっても米国内のビジネススクール同士で差別化していくのが簡単ではないと思い、差別化
できるMBAを、というのが香港科技大学を選んだ大きな理由です。もう一つ、元々香港が大好きだったので、趣味と実益を兼ねて香港のMBAに決めました。
8. 今の仕事に就いた方法
香港では大卒以上の留学生に対して、申請さえすれば1年間の労働許可付きVISAが出ます。せっかくこのような制度があるのだから活用しなければと思い、
VISA取得は企業負担無しで出来ます、ということもウリにしながら、現地ヘッドハンターに仕事を紹介してもらいました。
ちなみに1年後に、大卒以上が行うべき仕事(つまりバイトじゃだめ)についていた場合、2年間延長可能。2年後にはさらに2年、そして3年と、最終的に8年間滞在出来ます。7年間居住し税金を納めると香港では永久居民権が得られるので、実質永住が可能です。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法
香港のTOP3スクールに留学する日本人に対して、返済不要の奨学金が在香港の日系企業から出ており、それで学費の2/3をまかないました。あとは家族か
らの借金。ちなみに学費は僕の時(2007年入学)で日本円換算で総額400万年程。16ヶ月のプログラムで、生活費も丸2年分は不要です。
さらに最後の4ヶ月は交換留学が出来るのですが、僕の場合は中国ビジネスにフォーカスしたかったのと生活費を抑えたかったので北京大学に留学。日々の支出ですが安い日で450円で済むことも多々ありました。
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
やはり日本人であることの強みを活かした仕事、会社となります。日系企業か、日系企業をお客として持っている企業、でしょうか。職種としては金融が圧倒的に多いです。金融業なら日本人である必要性は無くなりますが、その分競争も激しくなります。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
特にありませんでした。今年で35になりますし、正直転職する年齢としては結構厳しいと思っていましたが…。香港では転職は当たり前なので、特に上限はないと思います。
12. その他ご自由に・・・
旅行はともかく、国内以外に定住したことが無い人からすると海外で活躍するというのは「逃げ」のように映りがちのようです。しかし実際には海外で定住し、
仕事を見つける方が日本で見つけるよりよっぽど大変です。実際「日本人である強み」を活かして海外で仕事をするよりも、「海外相手に仕事を出来る強み」を
活かして国内で仕事をした方がレバレッジが効くと思います。それでも、今の日本以上に僕は香港に魅力を感じているので、日本に戻るという選択肢は、どうし
ても香港で仕事が見つからなかった時、と考えていました。
運良く拾ってくれる会社が見つかったので、今は本当にハッピーです。
- 台湾
by isaoさん
1. 台湾在住5年
2. PC周辺機器メーカー、台北拠点
3. テクニカルライター・ユーザーインターフェースデザイン・プロジェクトマネジメント(脈絡がないのですが、情報をわかりやすく整理する、という点で一貫はしています)
4. 残業は必要に応じて月20時間ほど、残業手当てないかわりに強制残業の仕組みもない、全て自己責任、休暇・休日ともに多くないけど取りやすくはある。ワークライフバランスばっちり取れています
5. 給料安い(月25万ほど。それでも高給取りの部類)けど生活費格安(三食外食で日本円1000円ですみます、アパート2LDKで5万円ほど、バス片道乗り放題50円くらいなど。全て台北市内)
6. 大卒・日本企業で5年役立たずエンジニアの後、得意の英語を使って外資系で技術サポートへ。数年後学び始めた中国語を使って台湾に移り、現地企業でテクニカルライター(英文・日本文)としてキャリア切替。
7. 日本で外資系に勤めていた当時、新しくできた台湾支社に「中国語ぺらぺら」と半ば嘘ついて赴任。英語できたからそれほどうそつきにならず。
8. 現地のオンラインの職サイトから申し込んで現在の会社に転職(台湾現地の会社は二社目)
9. 台湾は物価が安く、かつ当時の外資系は給料がよかったため金の準備は全くせず来ました。
10.
台湾で職をゲットする:現地人採用を優先させろ、と政府の指令があるので「日本人・日本語」を売り物にしない場合は既に手に職があること・英語と中国語が
できることが必須です。日本はいつでも人気なので日本語教師や日本企業との連絡役なら仕事はあるでしょう(ただし文化の板ばさみはこたえます)。ここで仕
事・生活される方は、最初は日本人であることを武器にしつつ必要とあれば徐々に専門分野や中国語・英語を身につけてキャリアを切り替える、という選択をお
勧めします。
11. 雇用の年齢制限は表向きはありませんが、35以上になると管理経験が求められるのはどこの国でも同じでしょうね。新卒採用や終身雇用が無く、転職率も高いので職探しはしやすいし、職場の受け入れ度も高いです。
12.
台湾を心底嫌いだ、という外国人は聞いたことがないほど穏やかで、外国人特に日本人にやさしい国です。諸般の事情により半鎖国状態なので国際的な匂い(多
人種の職場とか)はありませんが、ストレスのなさ、過ごしやすさでは太鼓判を押せます(20カ国ほど過去に訪問した中での経験です)。もちろん中国語はそ
の気になればばっちりマスター可能です。安い学費で、かつ美しい繁体字で。私はもともとの語学好きもありますが、5年住んで読み書きできるようになりまし
た。
職が少ないのと、国の政策が外国人受け入れにそれほど熱心でないのがつらいです(市民権取得制度がないので、仕事・学生ビザ=滞在権利です)。でも、快適に過ごしてそこそこ稼いで中国語(と英語も)マスターするなら、穴場だと思いますよ。
他に知りたい方はisaokato_at_gmail.comまでどうぞ。
- 韓国
by 梅昆布茶さん
1. 今いる国-韓国
2. 今の勤務先の業種・本社所在地-法律事務所/ソウル
3. 今している仕事の職種-翻訳、日本語教育
4. 今のワークライフバランス
-基本的には9:00から18:00まで。私用の時間(通院や子供の授業参観など)は取りやすいです。言った者勝ちです。休暇は法定有給休暇が1年に15日、勤続年数に応じて追加されます。使い残した分の翌年繰越ができません。それから、振り替え休日がないのが残念です。
去年までは月に40時間ぐらい残業していましたが、今年は不景気のせいでほとんど残業なしです。
5. 今の生活環境
-市内まで地下鉄で30分ぐらいの2LDKマンション。時価1500万円ぐらい(夫の両親から贈与してもらったので、入手には贈与税など240万円程度しかかかっていませんが)
-賃貸の場合は、①月々家賃を払う方法、②まとまった金額の保証金(売買相場の7割ぐらい)を家主に預けて一年間無料で住む方法があります。
-レクリエーションは、映画、ショッピング、登山、酒、自転車。数年前まではローラーブレードが大流行していました。
-生活コストは夫婦2人で月10万円ぐらい。家賃がないので助かっていますが、物価は日本と同じか少し高いぐらいです。
6. 日本でしていたこと
-都内4年制女子大卒
-衣類の小売企業(東証1部)企画広報課に3年半勤務
7. 今いる国に来た方法と来た動機
-語学習得と休暇を兼ねて
8. 今の仕事に就いた方法
-スカウト。前の会社(同業種)は知人のコネで入社
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法
-150万円、自費。うち持参したのは100万円。残り50万円は年金や奨学金返還などの引き落としのために残してきました。
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
-特許・法律事務所の翻訳スタッフは割とビザが出やすいです。韓国語は必須で、日本で会社に勤めた経験があったほうがいいです。日本語ができる韓国人はいくらでもいるので、言葉だけできても勝負になりません。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
-際立ったキャリアのある人を除いては、若いに越したことないです。
12. その他ご自由に・・・
閉塞感は日本以上だと思います。貧富の差が激しく、若者の失業が問題になっています。あからさまな学歴社会な上、優秀な大学はソウルに集中しているので、
地方大学出身の学生ははなから仕事がないと言われています。なので皆ソウルの大学を目指して猛烈な受験勉強をする→あぶれた人は行き場がない、という悪循
環を生んでいます。財閥系の企業が経済を掌握していて、日本のように堅実な中小企業があまり多くありません。なので、皆が皆大企業に入ろうと高望みをして
いるため失業率がよけいに高まるという面もあります。しかし、中小企業ではフルタイムで働いても月給が10万円以下とか、現実に暮らして行けないのでどう
しようもないのです。もう少し景気がよくなるまでは、普通の人が普通に就職するのは難しいと思います。
- シンガポール
by まつーら さん
> 1. 今いる国
シンガポール
> 2. 今の勤務先の業種・本社所在地
本社はここ(シンガポール)ですが、親会社は日本。
業種はIT会社です。
> 3. 今している仕事の職種
今はヘルプデスクのマネージャやってますが、
セールスエンジニアがやりたかったので(というか元々経歴はそっち)
異動願いを出して、やっとそっちに戻れそうです。
> 4. 今のワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど)
仕事時間は、ほぼ定時(9時~18時)です。
まぁ、スタッフが全員帰るまでは待ちますけど、みんな定時で帰るので。
有休も全く持って問題なく取れます。
> 5. 今の生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ)
家賃が高いです。でも最近だいぶ落ちてきたらしいので、そろそろ引っ越そうかと検討中。
ちなみに3ベッドルームの1部屋を借りてて、あと4人中国人のシェアメイトがいます。
食事は基本的に安いですが、普通の日本食を食べようと思うと、日本よりは高いですかね。
酒・タバコや贅沢品もめっちゃ高いです。(税金が)
交通費はめちゃ安いですね。タクシーもだいぶ安いので、結構頻繁に使います。
> 6. 日本でしていたこと(差し支えない範囲で学歴・職歴。固有名詞でなくてよいです)
普通に経営学部の大学出たあと、SI会社で4年半働きました。
その後、会社辞めてカナダに語学留学しました。
> 7. 今いる国に来た方法
転職です。当時働いていたベトナムからそのままスライドしてきました。
> 8. 今の仕事に就いた方法
転職会社からの紹介で。
> 9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法(借金・奨学金などは、差し支えない範囲で、どこからいくら位)
今の国はベトナムから来たので、あまりアテにならないかも。
ちなみに働いて貯めた資金約3億ドン(笑)
日本からカナダに留学したときは、仕事で貯めたお金2~300万円ぐらいです。
(予定は全くなかったけど結婚資金のために貯めてたのに、
数年経っても使い道が全くなかったので。。。涙)
> 10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
そこまで詳しくはないですが、多分、一番は金融だと思います。
銀行で働いた経験のある人なら比較的仕事が見つかりやすいのかと・・・
あとはITもそれなりにあるって聞いてます。
特にネットワークエンジニアがいいんじゃないでしょうか。
あとはコールセンターとかヘルプデスクですね。
商社の営業とかも募集多かったみたいですけど、最近はめっきり減ったと思います。
> 11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
どうでしょう?うちの会社では上限無しではないと思いますが、
会社の要望とマッチする人材なら50歳ぐらいまでなら大丈夫だと思います。
シンガポール国内では、、、正直分からないですね。
でも、転職は30代ぐらいまではめちゃめちゃ多く感じますが、
40代以上はあまり聞かないです。
> 12. その他ご自由に・・・
シンガポールは正直、海外って雰囲気はないですね。。
生活した感じは日本と大差ないです。ベトナムから来た身としては。
by りむりむ さん
1. 今いる国 – シンガポール
2. 今の勤務先の業種・本社所在地 - 電子部品関係・日本
3. 今している仕事の職種 - リスクマネジメント関係
4. 今のワークライフバランス
ヨーロッパ系企業に勤める友人と比べるとまだまだですが、日本にいたころと比べると、残業は無、長期短期にかかわらず休暇も取りやすいです。
5. 今の生活環境
住まいは中レベルのコンドミニアム(24時間セキュリティ、プール、ジム、BBQピット付き)、
生活コストは主に住居費。手取りの1/3くらいかと。ただ、ファシリティにこだわらず、政府が管轄する公団(ローカルの8割が住むといわれる)に住めば、今の家賃の半額くらいで済むと思います。
シンガポールのどこからでも、空港まで車で30分以下なので、海外に出やすい。
リクリエーションはあまり充実していないかもしれませんが、5:30に会社を出て、
リゾート開発された隣の島に行ってサンセットを見ながらモヒート飲んでみたり、ビーチでピクニックしたり、と日本にいたときとは全く違う過ごし方ですね。移動はタクシーが安い(初乗り200円くらい)なので、ローカルもタクシーは頻繁に使います。
お金を出せば日本の食品がだいたい何でも買えてしまうので、食費はかかり気味。日本から直送でオーガニック野菜を届けてくれるサービスなんかもあり。ただ、ローカルスーパーなんかで、近隣諸国産のものを買ったりすれば今の1/3程度で済むと思います。
6. 日本でしていたこと
- 日系金融機関
7.
今いる国に来た方法と来た動機
- 英語圏で働きたかった。職務内容、給料面で日本に劣らず、またビザが下りやすい国がシンガポールだった。知り合いは皆
無でしたが、事情を知った友人が、シンガポール在住の友人(国籍問わず)を紹介してくれたりしたのでネットワークはすぐできました。
8. 今の仕事に就いた方法
- 外資系人材紹介会社を通して
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法
- 前職勤務期間(3年半)に貯めた貯金 150万円くらい。
10.
今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
- コミュニケーションに問題がなく、特化した分野
ならば制限はないかと思いますが、某Mクロソフト社では、日本でのカスタマーサービスをこちらに移管して、日本語が使える外国人と日本人を雇っている(い
た)そうです。
ただこういう部門はコストがさらに低い大連なんかにさらに移管になったりしてます。ちなみに2年前に聞いた時点ではMクロ社には80人の日本人がいました。
Aプル社もしかり、Nキア社も同じ状況のようです。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
- 無いと思います。が、未経験でいきなり、は辛いと思います。
12.
その他ご自由に・・・
- シンガポールに来て数年がたちましたが、日本で生活したいと思う気持ちはありません。日本に期待するのはきめ細かいサービスと、
質が良くリーズナブルな電化製品・衣類くらいでしょうか。それでも親を孫に会わせるために、子供を連れて年に2回くらいは帰省していますが・・・。
教育水準も高く、この国で子供に教育を受けさせることで将来子供に与えられるオプションや、
外国人(主にフィリピン人・インドネシア人)の住み込み家事ヘルパーを安価に雇えることで得られる共働き夫婦の貴重な時間、精神の安定(笑、
政府の規制が厳しいせいか、治安が良いことなどを考えると、私には日本よりもこの国の方が暮すにおいてメリットの多い土地です。
- ベトナム
by mik さん
1. 今いる国
ベトナム(ちなみに、上に書かれているまつーら氏は知り合いです。奇遇ですねえ)
2. 今の勤務先の業種・本社所在地
3. 今している仕事の職種
フリーのグラフィック、ウエブデザイナー。自宅オフィス。
4. 今のワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど)
フリーなので、仕事は平均して1日2ー3時間かな?
Macブック持って行けば、打ち合わせ以外はどこでも仕事ができるので、頻繁に高原避暑地に隠遁しています。
5. 今の生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ)
ホーチミン市のはずれに自宅兼オフィス。高原都市ダラットに自宅兼オフィス。週末はソフトボーフとバンド活動。
生活コストかあ? 気にしたことないので、さっぱり分かりませんが、贅沢しなければ月800-1000ドルあれば生活できます(家賃かからないし)
6. 日本でしていたこと
美術大学を卒業後、アメリカ留学を経て、ディスプレー屋で絵をかいてました。
7. 今いる国に来た方法と来た動機
最初は日本語教師。来てみたかったので。
8. 今の仕事に就いた方法
宣言しただけ。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法
日本で3年くらい働いたので、幾ばくかの貯金はありましたが、特に用意はしてないです。その貯金と親の遺産で家を買ったようなもの。
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
なんでもできますよ。日本で「仕事がない」なんて言ってるやつは、すぐ来るべし。工事現場でレンガつんでも、ベトナム人より絶対に上手いので、すぐにのし上がれます。まあこれは極端な例ですけど。
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
仕事ができれば、年齢制限はないんじゃないかな。あと、最低英語かベトナム語は必要ですね。
12. その他ご自由に・・・
ベトナムいいかげん生活に興味ある方はぜひ、ブログに遊びにきてください。www.blog.mik-ad.com
- フィリピン
1. 今いる国: 日本とフィリピンを半々
2. 今の勤務先の業種・本社所在地: オンライン英会話、東京
3. 今している仕事の職種: 代表取締役社長
4. 今のワークライフバランス: 起業してまだ2年目なので余暇はとりにくいが、フィリピンのマリンスポーツ(サーフィン、ダイビング)はたまに行けて楽しい
5. 今の生活環境: 東京では自転車通勤、フィリピンではオフィスの隣の部屋に住む
6. 日本でしていたこと: 戦略コンサルタント
7. 今いる国に来た方法: 起業
8. 今の仕事に就いた方法: 起業
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法: 起業に必要な資金数百万円程度
10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか: 詳しくは知らないが、現地採用の場合、給与は日本の数分の一くらいという話を聞いたことがある
11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか: フィリピン全体では、40代以上でバリバリというのは、かなり少ない印象
12. その他ご自由に・・・: ブログで書かれていた「二つの国を行ったり来たりしながら働く人」に相当します。
- インド
by なおさん
1. 今いる国:インド
2. 今の勤務先の業種・本社所在地:
サービス/ムンバイ
3. 今している仕事の職種:
マーケティング(マネージャー)
4. 今のワークライフバランス:
普段は忙しいですが、日本にいた頃に比べると私用時間や休暇はとりやすいです。長期休暇とるのにも罪悪感なし。
5.
今の生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ):
会社用意のフラットを2人でシェアして住んでいます。トイレ・バスルームも2つあ
り、ストレスなし。生活コストは人によってまちまちだと思いますが、贅沢から節約までメリハリつけられて楽しいです。
6. 日本でしていたこと:
文系の国立大卒。web業界でディレクターやらプロデューサー歴10年。
7. 今いる国に来た方法と来た動機:
英語を実践で鍛えるために英語圏で働きたかったから。国や地域にはこだわりはありませんでした。
8. 今の仕事に就いた方法:
普通の転職活動(Web検索など)。
9. 日本から今の国に来る時に用意した資金とその調達方法:
前職のお給料から初期費用として約10万円を持ってきましたが、全部使い切っていません。
10.
今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか:
日本市場をターゲットとしている会社に職がありま
す。日本語ネイティブスピーカーの募集をよく見ます。IT企業の日本人学生向けインターン募集もたくさんあるようです。
11.
今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか:
自分も日本人採用に関わっていますが、年齢が理由で落としたことは一回
もありません。ただ、ご経験と募集している仕事内容がマッチングしない(例:ジュニア・アシスタント職募集に対しご経験豊富な方が応募された場合)という
ことで不採用となることはあると思います。
12.
その他ご自由に・・・
想像していたより暮らしやすい国です。もちろん不便はありますが。生活コストが安く貯金もできます。悲壮な決意で移住するとかではな
く、もう少し軽く、1年~2年くらいの期間で経験を積むくらいの気持ちで海外で働いてみるのもいいのではないでしょうか。行ってみればなんとかなるものだ
と思います。
明けましておめでとうございます!
今年もブログ楽しみにしています。
今回はお年玉企画みたいですね。
読むと「自分でも出来るかも!?」って思えてワクワクします。
今さっきCIAのthe world fact bookでひどいデータ(↓日本はあのジンバブエの次)を見たばかりなので、心の慰めになりました。
https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/rankorder/2186rank.html
こりゃブログ読んでるどころじゃないかも(笑
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あけましておめでとうございます。
でもって、ご紹介?ありがとうございます。
”元”シンガポール在住のまつーらです。
11月から生活拠点をジャカルタへ移しました。
ってことで、改めてインドネシア編を。
> 1. 今いる国
インドネシア(ジャカルタ)
> 3. 今している仕事の職種
インドネシアの子会社立ち上げのためにITの営業活動やってます。
> 4. 今のワークライフバランス(仕事時間、私用の時間の取りやすさ、休暇の取りやすさなどなど)
仕事時間は一応8時~17時ですが、営業で飛び回るため、かなり適当です。
現在は長期出張ベースのため、有休はほぼ取れないですかね。
> 5. 今の生活環境(住環境、リクリエーション、生活コストそのたもろもろ)
1ルームのサービスアパートでなかなか快適ですが、1点だけ問題が。
朝の4時に隣の隣にあるモスクからコーランが激しくウルサイです。。
最近は慣れてきましたが。
レクリエーションは、専らゴルフとサッカーです。
シンガポール時代は茶道、ベトナム時代はバンドと、スポーツ以外の
活動もやってきたのでジャカルタでも何か新しく始めたいです。
生活コストは、ベトナム時代とそれほど変わらないかな?
ゴルフはめちゃ安いです!
移動は基本、社用車ですね。一応危険地域なので、外を出歩けないのが難点。。
タクシーは決められたものしか乗ってはダメとのこと。
> 7. 今いる国に来た方法
現在はシンガポールからの長期出張ベースですが、そのうち出向、そして駐在になるかも?
予定は全くの未定です。
> 10. 今いる国で日本人がゲットしやすい仕事にはどんなものがあり、その職種につくための良い方法はなにか
うーん、最近来たばかりなのでまだ調査不足ですが、
女性なら事務職的な仕事はそれなりにありそうです。
あとは商社とかメーカー系の管理職とかでしょうか?
とりあえず日系や韓国系の工場が多いです。
特に自動車関系が多いと思いますね。
> 11. 今のご自身の仕事で雇用に際しての年齢の上限はあるか。今いる国で一般的にどうか
すんません、これまた全然分かんないです。。
また分かったらアップデートしますです、はい。
> 12. その他ご自由に・・・
ベトナムの方が(移動が自由にできたので)生活しやすかったですが、個人的にはジャカルタの方が働きやすいような気がしてます。今のところ。
シンガポールは日本とほぼ同等のレベルなので、比較はいいです。
ということで、今年も面白い&ためになるブログを期待してます。
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友人のブログからのリンクでこちらにたどり着きました。私は駐在員の立場ですが、非常に興味深く拝見しました。
丁度、まつーらさんがインドネシアについて書かれていましたので、お礼代わりにインドネシアの状況を少し補足させてください。
> 朝の4時に隣の隣にあるモスクからコーランが激しくウルサイです。。
> 最近は慣れてきましたが。
アパート選びの際にはモスクとの位置関係は重要です!(特に家族、小さいお子さんがいる場合は)ただ、まつーらさんもおっしゃるように、すぐ慣れると思いますけどね。
> ゴルフはめちゃ安いです!
ベトナムやシンガポールに比べると安いですが、これでもここ5~6年で倍近くに高騰しています。現在の相場としてはタイやマレーシアとほぼ同じってところでしょうか。
> 女性なら事務職的な仕事はそれなりにありそうです。
> あとは商社とかメーカー系の管理職とかでしょうか?
> とりあえず日系や韓国系の工場が多いです。
> 特に自動車関系が多いと思いますね。
製造業では事務、技術職の求人が多いですが、サービス業では営業職の求人も結構あります。体感としては事務職よりむしろ、ホテル、リース会社、IT企業などの営業職として女性が働いている例が多いように思います。
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