窓施工は最低だった話を書きましたが、週末に会ったカラーコンサルタントは大変プロフェッショナルでありました。
よく言われることですが、「白」だけで何十種類もあり、しかも広い面積と狭い面積では全く違って見えたりして中々正しい色選びは難しいもの。我が家は、インテリアのドアはフラットなウォルナット素材、キッチンキャビネットは緑・茶色・灰色がうねうねと混じった上に光物、ということで割合微妙。こういったいろいろな部材を引き立てる色を選ぶのは中々頭の痛い事態だったりします。フラットなウォルナットというとミッドセンチュリーモダン風になりがちなんですが、そうではなくコンテンポラリーに仕上げたい、とかいろいろわがままもあり。
で、今回来てもらったのがカラーコンサルタントのAngelisseですが大変スバラシかったです。良かったポイントは・・・
- 塗料の色選び (内壁・窓・外壁・その他もろもろ)
単に隣り合わせの色の調和だけでなく、全体のフローを考えて色を選んでくれる。キッチンと反対側の階段の壁にキッチンのトーンを持ってくることでバランスを取る・・とか。絵画的です。
- 部材選び
単に色だけでなく、色が乗る素材(タイル、木材etc)等々の個別の質感も考えて、ここはこういうタイルにしたら、とか、どういう細部の仕上げにすべきか、などコマゴマ教えてくれる。
- インテリア提案
部屋の使い方、家具の場所・種類、ライティングの場所・種類などいろいろ総合的にアドバイスしてくれる。アートをどう飾るか、というのもよくやるそうです。
- 風水
ベイエリア的ですが、なんと風水指南まであり。ベッドはこちら向きにしたほうがエネルギーの流れがよいとか、同じものを3つ配置せよとか。
というわけで、カラーコンサルタントだけでなくインテリアコーディネーターもやってくれるAngelisse。家の内側・外側両方に関し、色のみならず配置やバランスなどで、思いがけない点を指摘してくれますのでお勧め。
なんでも独立自営業にできるアメリカですが、カラーコンサルタントというのもその一つですな。(日本でも独立インテリアコーディネーターという人はいますが)。Angelisseは時間当たり費用ゆえ、ちょっとした塗り替えプロジェクトでも相談に乗ってくれます。ベイエリアの方にはお勧めいたします。はい。
ウチでも、以前に壁を塗り替えるときにカラーコンサルタントを頼んで、すごくよかったです。子供が「自分の部屋はどうしてもオレンジ!」などワケのわからない主張をしても、他とうまく調和できるよいオレンジ色を選んでくれたり、さすがプロだと思いました。ああいう商売はいいですね、何にせよ「芸は身を助く」だと思いました。
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シリコンバレーの暮らしに憧れている人が沢山いるかと思うのですが、完成の際には写真を少しアップされたりすると、ブログのヒット数もますます上がるかと思われます・・!
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