話せる・聞ける英語の勉強法3

[インターネットで聞ける英語素材を利用したヒアリング練習サイトListen-ITを作りました。このblogの英語関係エントリーもそちらにまとめてあります(2005年5月)]

 

話せる・聞ける英語の勉強法
話せる・聞ける英語の勉強法2
の続編です。

なお、なんで「聞く練習」をするのか、という原理原則のところですが。
1)殆どの人が、圧倒的に「聞く」のが「読む」より苦手
2)そこで、まずは「読んでわかるものは聞いてもわかる」レベルに持っていくことで、耳から入る情報量を増やす
 (聞いてわかるためには、「音がわかる」と「英語が話されるスピードで英語がわかる」の二つがある)
3)その上でたくさん聞く
ということです。念のため。

以降、トラックバックで頂いた質問・ご意見に答えたあと練習問題です。今回はSan Jose Mercuryの著名ITコラムニスト、Dan GillmorがBlogについて話しているインタビューです。

English BBS Super List, 英語学習ではリスニングが一番重要

リスニング重視ということです。そのためには短いスクリプト付きの英文を聞き込む+シャドゥウング、オーバーラッピングなどを行うのが良いとのこと。

その通りですが、一点だけ付け足しますと(前回もいいましたが)、短いといっても、最低でも1-2分レベルの連続したものを選んでくださいね。

現実にアメリカで話されている会話は速い川の流れのようです。「えーっとこのWhatはどれにかかるんだ」とか考えていると、その間にどんどん先に行ってしまいます。なので、そういうことをこまごま考えられないくらいの長さのカタマリを選んで「流れに乗って、英文を理解する」という練習が必要です。

まず「音を聞き取る」というレベルでは、1センテンスずつでも良いですが。

Ideal Break:日本人がぜったい発音できない英語

英語は頭ん中でゴニョゴニョと音読しないと読み下せない。
For years, we’ve been talking …
「ふぉー いやーず うぃぶ びーん ていきんぐ … 」
ってな感じだ。

ヨークわかるのですが、何とか脱却を:-P 「たくさん聞く・たくさん読む」のが秘訣なので、頭の中で音読してると読む量が限られちゃいます。いろいろ方法はあるのですが

1)ところところだけ単語の拾い読みをし、(1行で2つ、とか)とにかくざっと全体に目を通して、何が書いてあったか、無理やりにでもサマリーを頭の中で構築する
2)段落ごとに、最初の1センテンスと最後の1センテンスだけ読んで、「おっ」と思うことがあったら、段落の中身も読む(良い文章であれば、最初と最後の1文に段落に何が書いてあるかのポイントらしきものがある)

など。いきなり全部そういう読み方というのも大変なので、毎日1記事だけ練習、とか、試してみてくださいませ。(これ、実は日本語の速読も一緒の方法で可能ですが)

English BBS Super List:むずかしい、やさしい

今回は「常に「限界的難しさ」に挑戦する」というテーマで、むずかしめの教材をお勧めされている。

一方、「やさし、たくさん」「SSS学習法」などのやさしいものをたくさん、という学習法もあり、英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方 なんて本まで出ている。

参照されている本の作者の方が紹介されている方法を見てみましたが、実は同じコトを違う言い方で言っているのだと思います。簡単に始めることのいい点として、「簡単でも深く、きちんとマスターして次に進む」ことだとし、また簡単な内容のものをテープにとり、リピートモードにするなどして繰り返し一日中できるだけ聞き続ける、となっています。この「繰り返し」がポイントですね。同じものを繰り返し聞く。

私も「短い素材を、何度も聞き込んで完璧に聞き取れるようにする」「あるレベルのものが聞き取れるようになって、簡単だと感じるようになったらより難しい素材に移る」ということを言っており、「難しくてわからないものをがんばって聞き取ろう」と言っている訳ではありません。ポイントは「ちょっと難しいと感じるレベル」にどんどんチャレンジすること。

そういう意味では、NPRのスクリプトを見て「エーなにがかいてあるかぜんぜんわからない!」という場合は、NPRは難しすぎですので、NHKの英語講座などの適切なレベルに戻ってください。簡単だぜ、という場合、同じNPRですが全てインタビューという番組のFresh Airなどよいかと。目からウロコのゲストから、目からウロコのコメント頻出でとても面白い番組です。

面白い音楽は:英語はしらない単語ばかり

アメリカに居た時は娘が1歳半から3歳半まででした。ケンタッキー州で馬の産地(?)です。東京などから比べれば田舎も田舎。
子供が高熱で医者へ行くと難しい病名。なんだか馬糞が影響しているらしい、この地方独特の病気の様子。
綴りを聞いて帰宅後直ぐに、日本から持って来た大きな新潮社の英和辞典を引く。載っていない。形跡もない。

昔アメリカに駐在していた先輩の中学のお子さんの理科の教科書か何かで、日本の辞書には出ていない単語が沢山ある話を思い出した。

イヤーよくわかります。病院は鬼門。エントリーへのコメントでも書きましたが、例えばbowel movement(お通じ)。私も、看護婦にbowel movementはどう?と聞かれて、何度も聞き返してもわからなかったことがありました。BMと略して使ったりもします。ちなみに口語ではNo.2という言い方もします。(日本語のイメージだと「大のほう」という感じ。)

これは、「分野を絞って勉強しないととても必要な単語を抑えきれない」ということの証明でしょうか。

なるべくお安くTOEIC:英語の勉強法について、その二

難しい穴埋めに移りましたが、これが本当に難しい。ブランクは3つもあるのに、聞いていると一つのよく分からない単語にしか聞こえない部分もあり、これに真剣に取り組むと相当時間を食いそう

アメリカ英語の困ったところです。発音を切れよ、と思いますよね。ちなみに、学習障害のお子さんの中には、「単語の切れ目を聞き取る練習」が非常に効果がある場合もあると聞きまが、このあたりが言語学習のキモかも。特に短い単語の方が聞き取りが大変なのがわかるかと思います。

ということで今週の練習問題です。

NPRのPublishing on the Web, One Chapter at a Time
Day to Day Audioというところをクリックするとストリーミングが聞けます。(Day to Dayはプログラムの名前)

San Jose MercuryのDan Gillmorをゲストにしたインタビューで、彼が今blogを使って内容を公開しながら書いている本に触れつつ、blogがどうジャーナリズムを変えるのか、という点が語られています。

で、穴埋め。簡単バージョンは出だしの部分です。難しいバージョンは、4分19秒からのDan Gillmorのコメントです。答えは来週に:-)

<簡単バージョン>

This is Day To Day from NPR News. I’m Alex Chadwick.
They are well ________, but arrogant. They’re ______, but oddly ___________. And they talk all the time. They are ___________. Yes they are us. We know _______ and _________ and _______ all want news, but often have mixed ________ about the way they get it and the people they get it from. The ambivalence is probably growing ________ the _____ _____ just gets more _______. Think of the ________.

<難しいバージョン>4:19から

Well, I’m gonna be halfway radical on this. I strongly believe __ _______. Editors save my butt all the time. That said, _____ __ something going on with the Weblogs and ____ some of the online journalism ____ _ find fascinating. When people post something that may have __ _____ __ __, the community __ _______ becomes __ ______ __ ___ level. So I love the idea that ____ we are doing now is transforming journalism from (th-)this lecture mode that __’__ ____ __ for a long time to something __ between __ akin __ conversation and seminar, where the readers, ___ audience, __ ____ __ ___ process in developing ___ story and ____ ___ story itself isn’t ___ end; it’s almost the beginning __ ___ follow up discussion we all learn more yet.

(th-)のところは言いよどんでるところ。

話せる・聞ける英語の勉強法3」への15件のフィードバック

  1. コメントを取り上げていただいてありがとうございます。
    もう一つ困った時の話。同じく病気系ですが、NYCへ遊びに行っているときに風邪を引き、薬屋へ。店員さんに、どういう咳をするのか、と聞かれましたが何を言っているのか判りませんでした。後で調べると、痰が絡んだような咳なのか、どうなのかでした。
    もうその言葉も忘れてしまって、今も英語が判りません。日本の和英辞書ではcoughingしかないです。
    言葉は難しい。特に生活に密着した言葉は。

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  2. なるべくお安く〜のmikamiです。コメントをいただき、ありがとうございます。
    こうした短い単語の切れ目が分からないということは、日本語に置き換えるならば「てにをは」が分からないことかもしれません。こうした語が理解できない場合は、各単語に繋がりがなく、渡辺さんが仰っていた「無理やりにでもサマリーを頭の中で構築する」という作業を経て内容を理解している状態だと思うからです。
    ただこれは、ぶつ切りの単語とその並びから単語間の繋がりが正確に推測できなければならない方法なので、その言語を高いレベルで理解していなければ難しいと思います。
    これらが、まずは単語間の繋がりをあらわす短い単語を聞き取り理解することが言語学習のキモとなることの理由なのでは?と、今回のエントリーを読んで思いました。
    と言う訳で(謎)、今回も問題に挑戦させていただきます(^ ^)。

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  3. 初めての投稿です。
    英会話スクールを探している時にこのサイトに出会いまして…。行くのを躊躇しているところです。
    さて、それはさておき、渡辺さんご紹介の勉強法を行うに当たって、一つ質問があります。とても初歩的な質問で恐縮ですが。
    話せる・聞ける英語の勉強法に、「高校になってから、初めて本気で英語を勉強し始めた私にとって…(略)いかに一般的な英語教育が間違っているか痛感し、「こうしたら上達する」という方法も会得した。」
    とありますが、3回に渡ってご紹介頂いている勉強法をする上で、一般的な英語教育で知ることになる所謂「文法」は、基本的に知っているという前提でしょうか。
    つまり、仮定法や現在完了形などを意識しながら(構文を確認しながら)聞いていく必要がありますか?
    というのも、私は文法の知識が無いため、もし文法の知識をある程度知っているのを前提に勉強法を紹介されている場合は、先に文法力をつける必要があるのではないかと思い、質問させていただいている次第です。
    この点について、何かご意見等ありましたら教えて頂ければと思います。

    いいね

  4. こんにちは。基本的に文法は知っていることが前提です。「文章で読んだらわかるものを聞き取れるようにする」というための勉強法ですので、文法がわからず、読んでもわからない、というのであれば、難しすぎです。
    文法がわからない、といってもどの程度わからないのか、わからないのですが、(って、なに言ってるかわかりませんね・・・)中学校から高校にかけての教科書を全部やり直す、という方法があります。
    「このあたりからわからない」というところまで戻って、まずは
    1)文法を理解
    2)その文法に基づいて文章の構造を理解
    2)その上で、とにかくまるごと何度も音読する
    というのが勉強になるかと思います。もし、教科書の音声テープが出ていたら、この段階でもshadowingの練習ができますね。
    ここまできたら、「自分の興味のある分野のヒアリング素材を、短くてもいいから丸暗記するくらい繰り返してshadowingする」に飛んでOK.
    もし、セサミストリートが好き♪というのであればセサミストリートでもいいし、映画が好き♪というのであれば、好きな映画でもOK.とにかく「自分の興味ある」(もしくは、自分にとって必要な)分野で勉強するのが、覚える・続ける秘訣かと。
    ****
    とはいうものの、文法はどの程度必要かは、Chiihoさんがいつまでにどんな英語を身につけたいかの目的によります。
    「なるべく早く仕事できっちり使いたい」というのであれば、上記にしたがって、やはりまじめに高校までの英語文法をがんばって習得されることをお勧めします。しかし、そうでなければ、まぁ大体でいい、という説もあります。
    面倒な文法などぶっちぎって、とりあえずヒアリングの道に邁進する。たとえば、好きな映画を丸ごと何本か覚えるくらいshadowingする。わからない表現は丸暗記する。という道もあります。
    あるところまで聞いてわかるようになったら、そこでよっこらしょと文法を見直す方がスラスラ頭に入る可能性もあります。
    英会話学校ですが、きちんとカリキュラムがあって、文法を基本から押さえてくれるのであれば、今のChiihoさんにとってはよいかもしれないですね。というわけで、「何を教えてくれるのか」をよーく確認されて、それが自分にとってどんな風に役に立ちそうか検討されてはいかがでしょうか。

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  5. 文法はとっても大事だと思います。また面白いものだとも思っています。
    ただし中学や高校の教科書や参考書はとても文法をつまらないもにしていると思います。
    英語で書かれた文法書というのは実に面白い。英英辞典もそうですが、すごくわかった気分になります。また英語ってなんてロジカルにできているのだろう、あるいは、ロジカルに説明することを大事にしているのだろう、と感動します。
    ちなみに参照用に携帯しているのはOXFORD POCKET ENGLISH GRAMMAR (Oxford University Press)です。またひまなときにぱらぱらと読んでいるのが、English Grammar In Use (Raymond Murphy, CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESS)です。
    ところで紹介されているFresh Airのスクリプトは入手可能ですか?Fresh Airのサイトを探してみたのですが、みつかりませんでした。

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  6. Chikaさん、早速ご丁寧なコメント、ありがとうございました。個人的な(他の方に参考にならない可能性大)質問になる可能性大ですが、再度質問させて下さい。
    最終的な質問は、(1)私みたいな英語力の人、周りにいましたか?
    (2)そのような人が、現状を打破するために必要なことと方法は?という2点です。
    かなり長くなってしまいますが、「私みたいな英語力」というのを説明するためですので、今回ばかりはお許し下さい。
    先ず、私の目的ですが、「秋頃までにきちんとした英語を身につけたい」です。
    さて、今の私のレベルですが、例えば紹介していますNPRの穴埋めは、簡単、難解バージョンとも2回程度でOKです。
    簡単なのは、書くのが間に合わないためで、難解なのは曖昧な箇所があるため、結果的にどちらも2回程度聞くことになります。
    また、内容理解についてですが、分野がIT関連ということもあり、ほぼ理解できます。グーグルなどの検索エンジンの将来について述べられていた回などは、個人的興味も相まって、とても面白く聞きました。
    しかしながら、内容がわかっても、ここで使われている文法的なことはまるで判っていません。
    さて、ここからが私の悩める部分でもあるのですが…。
    例えば、先日Shuheiさんが質問していた1文についても、関係詞などという発想がまるで出てきません。が、英語の意味は理解できます(Chikaさんの解説を読むと、文法も理解はできますが)。
    では、何故ある程度の意味が理解できているかというと、個人的分析ですが、英語は基本的に結論部分を先に述べ、その後、言いたいことを色々と追加していく形で進んでいくことから、文章が切れるまで、息を吸い込むまでを一塊と思って聞いています。
    つまり、文法(接続詞など)を気にせず、話した順序で理解してしまっています。(文章の構造を理解しているわけでは決してありません。)
    更に言えば、「なんで「聞く練習」をするのか、という原理原則」のところで、
    1)殆どの人が、圧倒的に「聞く」のが「読む」より苦手
    2)そこで、まずは「読んでわかるものは聞いてもわかる」レベルに持っていくことで、耳から入る情報量を増やす
    とありますが、私の場合、
    1)「読み・書き」が「聞く」よりも苦手
    2)「聞いて判るものは読んでも判る」、「読んで判らないものでも聞けば判る」となり、「聞いて判るものでも読んで必ずしも判るとは限らない」となります。
    (尚、聞いても判らないものは、大抵読んでもわかりません。語彙力や分野に大きく依存していることが多いためかと思います。)
    この理由として、字と音とでは、圧倒的に音の方が私には情報量が多く感じられます。というのも、話すということは、無意識に強調したい単語が強くなり、説明文はある程度さらっと流し、質問をする場合は、それが疑問文でなくとも語尾が上がるなどの違いがあります。それが、一度字になれば、余りに無味乾燥で…。
    これらの結果、いざ自分が話そうと思った時に、どの構文や接続詞を使えば良いのかがまるで判らないという状況に陥ります。そのため、言いたいことが上手く伝わらない事態が発生します。
    英会話スクールも、幾つか体験レッスンを受けてみましたが、その結果はどこも同じで、リスニングはほぼOK、しかし、文法(語彙)は平均以下。
    質問されることも常に同じで、「海外生活は何年?」です。
    しかしながら、海外生活の経験はなく、仕事で行く程度です。
    では、これまでの私の英語学習はというと、「自分の興味のある分野のヒアリング素材を、短くてもいいから丸暗記するくらい繰り返してshadowingする」でした。その結果、話すスピードもニュース程度であればついていけますし、単語のつながりなども、改めて説明しろと言われると困りますが、言う分には
    感覚で無意識に言っているようです。
    以上が、大まかな現状の私の英語力です。
    座長さん(コメントありがとうございます)が、「教科書や参考書はとても文法をつまらないもにしていると」書かれていますが、私もどうも苦手です。
    私がこれまでに触れたような文章が全く出てこないため、同じ英語とは思えないのも一つの理由です。
    なので、「あるところまで聞いてわかるようになったら、そこでよっこらしょと文法を見直す方がスラスラ頭に入る可能性もあります。」とありますが、これが私には難関です。
    今の私にはそうも言ってられないのですが…。
    ご紹介頂いた文法書、今度見てみます。
    英英辞典は私も好きです。結構、目から鱗という説明も結構あります。
    さて、冒頭にも書きましたが、私みたいな人、経験ある人、それを打破された方、ヒントでも結構ですので、何か良いアドバイスがあれば教えて下さい。
    Chikaさんは、こんな経験ありませんか?
    (Chikaさんの本文より長くなる勢いです。すいません。)

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  7. 座長様
    Fresh Airスクリプトあります。紙でしかもらえないようですが・・・。http://freshair.npr.org/tapes_fa.jhtml
    Googleファウンダー二人にインタビュー、なんてのもありました。ずばずば核心を聞くので面白いですよ。
    http://freshair.npr.org/day_fa.jhtml?displayValue=day&todayDate=10/14/2003
    Chiihoさま
    Chiihoさんは「耳な人」と命名しましょう。「聞く」方がいいんですね。私は、そういう経験はないです。というのも、私は読むのが好きなので、英語の勉強じゃなくて余暇の一環として英文の本もたくさん読んでおり、目から入る情報量が多かったということもあるかと思います。たくさん読むと、自然に語彙力も文法力も付きますので・・・・。
    ということで、Chiihoさんの場合は、会話の練習をするより「楽しく読める」だけの「文法と語彙」をつけて、「とにかくたくさん読む」のが先決じゃないでしょうか。
    (なお、聞くのも語彙力はつきますが、大人になってから英語を勉強した人の場合一般的には、「一度読んだことのある言葉を、別途耳から聴くことで初めて身に付く」ということが多いです。
    もちろん、Chiihoさんのように、耳から入れる人だったら、
    「え、今の言葉はどんな意味」
    「え、今の文章はどういう構造になってたの?」
    と言葉で聞き返しながら学ぶという手もありますが、この方法の難点は
    -相手が英会話の先生とかでない限り面倒くさがられる
    -読むのに比べて、得られる情報量が限られるため、上達に時間がかかる
    ということですね。つづりがわからないと辞書も引けないし。)
    ということで、
    1)文法は泣きながらでも一回押さえる
    2)正しい文章をたくさん読む
    でしょうか。
    なお、英語に限らず、基礎的なことに関しては、時間をかけてゆっくり勉強しようと思うと、先に覚えたのをどんどん忘れてしまっていつまでたっても新たなレベルに上れるない、という「賽の河原の石積み現象」が起こることがあります。基礎は何事でもつまらないものなので。
    なので、特に「9月までに」という制約があるのであれば、文法の参考書をあれこれ探すのに時間をかけるより、とにかくなんでもいいからひとつ(つまんなくても、中学・高校の教科書でも)通しでなるべく短期間(2日で1年分、とか)で押さえる、というのもあるかと思います。
    あと、関係代名詞もわからないというのはちょっと問題なのですが、それより先の、日本の高校の文法書に出てくるような細かい文法ルールは、そんなに深くする必要ないと思います。(もちろん、知っているに超したことはないですが)
    それより、
    「語彙力」

    「こういうときにはこういう」
    というパターン認識的言い回し記憶力の方が大事。
    昔、日本の電車で、アメリカ人と、ちょっとナマリのあるアジア人が、英語ではなしていたのですが、その途中、アジア人の方が、
    「どうしてSheだとgoesで、Iだったらgoなの?」
    と英語で質問しているのを聞いていて、たまげたことがありました。「なるほど、文法などわからなくても、きちんと話せるんだ・・・」と感動。
    ***
    とはいうものの、もっと「聞くほうは何とかなるけど、文法がからきし」という人向けの勉強方があるかも。誰かそういう問題を克服した人がいたら勉強法を教えてください。

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  8. Chikaさん、再度ご丁寧なコメントありがとうございます。
    やはり、「たくさん読むと、自然に語彙力も文法力も付きますので・・・・。」ということですよね。
    語彙力の不足は、確かに聞いているだけではほとんど増えません。
    というのも、前後の単語や話の内容から想像して何となく意味が判ってしまうためだと思います。
    とりあえず、Chikaさんも書かれているように、最低限知っておくべき文法は押えないとどうにもならないですね。
    というわけで、1冊文法書を読んでみることにします。
    ところで、たまげた話を書かれていますが、正直私もレベル的には同じかもしれません。
    というのも、一般的に(例外もあると思いますが)、場所を表す”at”を使う際、”at school”には”the”が付かず、”at the office”には”the”が付くなどというのも、この間初めて”認識”しました。
    ただ、確かに話す時は付けたり付けなかったりと使い分けているのですが、それを認識したことがありません。

    私からも改めて、「聞くほうは何とかなるけど、文法がからきし」という人向けの勉強法、もし経験ある方がいれば是非教えてください。
    今後ともよろしくお願いします。

    いいね

  9. Chika様
    こんばんは。渡邉周平です。
    穴埋めとは別の場所ですが、”news anarchy”という言葉が
    でてきております。news anarchyとは、みたいな解説が
    なされておりますが、いまいち何のことかわかりません
    でした。もしよろしければ、教えてください。
    Chiiho様
    僕もTOEFLやGMAT(経営大学院の受験に必要なテスト)
    を受験するまでは文法はほとんどやったことがありま
    せんでした。ちなみに、この手の勉強をするようになっ
    てから、仕事のE-mailでの英文が上達したように思い
    ます。Toeflに限定した話しかできないのですが、
    「はじめてのToefl」(アスカ出版)という本が肩肘を
    張らずに読めてオススメです。同じ著者のTOEIC用の
    文法書もあり、こちらの方が基本的な事項もカバーし
    ているように思われます。

    いいね

  10. はじめまして。
    せっかく海外留学しに来ているのに、
    英会話がまるで上達しないまま5ヶ月がたとうとしている一学生です。
    現在寮からのネット接続で、
    ストリーミング視聴ができない環境ですのでエクササイズはできませんが、
    書いておられる内容、大変参考になりました。
    それから、病院は大変です。
    一度かなり激しい腹痛に襲われて救急車を呼んだのですが、
    病院で医者の言ってることがさっぱりわからない。
    特に下(しも)のことを聞かれたときはもうお手上げです。
    必死に握り締めてきた電子辞書を渡して、「これにあんたの言いたい単語をインプットしてくれ」
    と頼みました(汗)。
    こちらの記事を参考に、英語を磨きたいと思います。
    ありがとうございました。

    いいね

  11. Shuhei様
    参考書の紹介、ありがとうございました。
    確かに、TOEICやTOEFLなどの参考書は、基本的に知っておくべき内容が詰まっていると思います。
    ただ、実際私がTOEFLを受けたとき(コンピュータ化される前)も、実力通り?文法はからきし駄目だった記憶があります。
    というのも、素朴な疑問ですが、日本語を身につける過程で”文法”ということを学んだ記憶、意識した記憶があまりないのですが、でも、じゃぁどうやって日本語を覚えたかという記憶もありません。
    もし、それらの記憶がどこかにあり、それが偶々日本語から英語に変わっているだけというなら、素直に入ってくるのかなとも思ったりする次第です。
    結局、Chikaさんが書かれているように、「色々なものをたくさん読む」必要があるのかもしれません。
    ただ、文法をきちんと知っていると、確かに文章を書くのがとてもスムーズになる気がします。
    日々の仕事でやり取りするE-mailで苦労しなくなることを願って…。文法と格闘してみます。

    いいね

  12. Chiihoさん、こんにちわ
    > 日本語を身につける過程で”文法”ということを学んだ記憶、意識した記憶があまりないのですが、
    > でも、じゃぁどうやって日本語を覚えたかという記憶もありません。
    これって英語を母国語で話す人にとっても同じではないかと思います。
    以前、米国でいろんな国から来た人たちと一緒にある本を分担して書く作業をしたときのことですが、ある程度それぞれの分担ができあがるとテクニカル・ライターのレビューを受け、原稿に赤を入れてもらいます。日頃読んでいる分野のことを書くのでそれほど苦もなく、できたのですが、英語を母国語で話す人のレビューを受けたあとの原稿を見せてもらってびっくりしました。真っ赤なんですよ。
    文法とは意識的に学ばないと身につかないものなんですね。もっとも母国語として話す人にとっては膨大なインプット(読む・聞く)があるので、文法を勉強しなくともなんとなくでわかってしまうことが多いのだと思います。活きた言葉を学ぶという意味ではなんとなくわかってしまうことの方が大事だと思います。私も日本語の人の文章をレビューするときは自分で口に出してみて不自然かどうかをチェックしますよね。あれと同じことだと思います。

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  13. 逆順で行きます。
    座長さん Chiihoさん
    大学生の頃、偏差値50前後の中学3年生を立て続けに10人近く家庭教師したことがありました。
    偏差値45位になると、結構おおっということがたくさんあって、中学3年の受検直前にも関わらず、bとdの違いがよくわからないので、bookとdogを間違えるとか。ただ、この辺りは教えがいもありまして、短期間で偏差値10くらいは向上可能。
    その中で一人、「文法という概念」が無い子がいました。I live in Tokyoを過去形にして、って言っても全くできない。いろいろ話しているうちに、要は「過去形とは何か」という概念が理解できない、ということがわかり、日本語の練習に切り替わりました。
    「私は学校に行きます、を過去形にしてみよう!」
    「・・・・・」
    「じゃぁ、この文章の続きを自然に言ってみて。『私は昨日学校に・・・』」
    「・・・・いきますでしょう。」
    「うーむ、いや、丁寧にするんじゃなくてさぁ・・・。そういえば昨日の夜どんなテレビ番組見た?」
    「XXを見た」
    「それが過去形だ!パチパチパチ!!じゃぁ次ね。私は東京に住んでいる、を過去形にしてみて」
    「・・・わ、私は江戸に住んでいる」
    「・・・・ち、ちかい!!かなり近い!でもちょっと違う」
    (実話)
    そうですね。文法なんて意識してないですよね。ただ、人間が自然と言語を習得できるのは子供の頃(5歳くらいまで)に限られるようなので、それ以降に外国語として学ぶ場合は、基本の文法を文法として学ぶことが大事なのでしょう。
    ただし、文法の法則を学ぶこともさることながら、座長さんのおっしゃるとおり、「口に出してみて不自然かどうかわかる」というのが大切だと思います。以前chiihoさんが「theがはいるかどうか意識的にわからない」とおっしゃっていましたが、これは文法というより慣れの問題だと思います。the/a/複数形をいつどう使うかというのは
    法則で覚えきれるものではないように感じますので。
    例えば「お昼予定入ってる?」は
    Do you have lunch plans?
    です。なんでdo you have a lunch planじゃないのか。不明ですが、必ずlunch plansです。(アメリカ人に聞いたら、しばし無言で考えた後、「食べること以外にランチの時間にはすることがいろいろあるからかなぁ」とのことでしたが。)
    DMさん
    まっとうに努力すれば数ヶ月でかなり向上すると思います。アメリカに住んでいるのでしたら、テレビ番組に字幕がつけられるclosed captionがありますので、全テレビ番組が教材ですよね。
    Shuheiさん
    news anarchy:blogのような媒体で、みんなが勝手にニュースを提供、既存のマスメディアのように購読料や宣伝料で儲けるビジネスモデルが成立しなくなり、New York TimesとかWall Street Journalとかそういったまっとうなメディアまでがなくなってしまう、という混乱(無政府)状態。Dan Gillmorは、「そういうanarchy的メディアと、既存大手メディアが両立する社会が望ましいと思う」
    と言っています。Dan Gillmor自体の論旨がちょっとグルグルしてるので、わかりづらいのですが、司会がそこをきちんと突いて質問していますね。

    いいね

  14. Chikaさん
    –「theが入るかどうか意識的にわからない」というのは、文法というより慣れの問題だと思います。the/a/複数形をい> つどう使うかというのは法則で覚えきれるものではないように感じますので。–
    という件についてですが。
    確かに、ある程度の法則があって、それ以外は例外みたいな形だと思います。
    ただ、初めての単語、これまでに馴染みのない単語が出てきた際に、これはthe/aが要る、要らない?となってしまうわけです。
    では、馴染みのある単語にしてしまえ!ということで、問題は一挙に解決なんですかね。
    自己完結してしまっていますが、要は、やはり基本に立ち戻り、”良い文章をたくさん読む”ということしか方法はないのかもしれません。
    座長さん
    確かに、「自然な文章を」というのは大切だと思います。
    同じことを言い表すにも様々な表現の仕方があり、だからこそ文章というものが活きて来ると思っています。
    ただ、明らかに読んでいて不自然さを伴えば、それまでが良い文章、良いリズムで来ていても、おっ!と立ち止まることになり、流れが切れてしまいます。
    ということを日本語で判って出来てもこの際駄目なわけですよね。
    立ち止まらないような文章を書くべく、頑張りたいと思います。
    ところで、小学校などの国語の時間に文学作品を丸暗記しましたが、なるほど言葉や文章の持つリズムや音のつながりを体感するためにとても重要な作業だったと思っています。
    これがアメリカならば、シェークスピアとかになるのでしょうが。
    やはり、国語を習ったことがないと言いながらも、こういうところで少しずつ良い文章に触れていること自体が、言葉を習っているわけですよね。

    いいね

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