Halloween & Fire

今日はHalloweenで、trick or treatとやってくる子供たちにお菓子を配る日。。。
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私の家の前は、街灯のない真っ暗な道なのにも関わらず、去年は次から次へと大勢やってきた。家の前の道は懐中電灯の明かりがひっきりなしに行ったりきたり。今年も、大量にチョコレートなど買っておいたのだが、今日は今年の秋・冬初の雨が降ったせいか、トータル20人も来なかった。が、幼稚園に行くか行かないかの小さな子供たちが、ヨチヨチとやってきて、必死でたくさんチョコレートを掴んで自分のかごに入れて、嬉しそうにしているのを見ると、「こういうことが心から嬉しい時代があったんだなぁ」と、ちょっとほろりとしたり。

ちなみに、私の友人の会社の社長は、Steve Jobsの近所に住んでいるのだが、数年前子供に「檻に入ったトラ」の扮装を作ったそう。檻も衣装の一部、というめちゃめちゃに凝ったものだったらしいが、それをHalloweenの前に見かけたSteve Jobsが「これはいかん、うちの子が負けてしまう」とばかり、いきなりPixarに電話を入れて、著しく気合の入った衣装を作らせたとか。よくわからないが、Pixarでは、アニメを作るために実物模型を作る部門みたいなのがあるらしい。。。これは、ただの噂話。

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さて、雨が降ってよかったのは、南カリフォルニアの火事。これでやっと沈静化の方向に向かうだろうと期待されている。

直接の原因は放火や不注意など様々だが、大本の原因は「宅地化」が大きいとのこと。「宅地化が進んで森林伐採が進んだ」ということかと思いきや、真相は意外にもその逆なのだ。あのあたりの森は、20年に一回くらいは小規模な火事で燃えて木の密生度が下がる、というのが本来あるべき姿なのだった。しかし、1920年ごろから宅地化が進み、過去100年近く山火事がなく、しかも、住宅開発をした後は、周辺の木を切らないという近隣ルールが適用されることが多く、それこそ枝一本剪定するにも許可がいる、という状態になった。

それで、どんどん密度が増し、ついにあるべき密度の10倍近い木が生い茂って、最近では害虫が繁殖、たくさんの木が立ち枯れていた。そこに火事が起こり、よく乾いた薪を燃すように一気に燃え広がってしまった、ということ。

アメリカの家というのは、中古市場がしっかり存在することもあり、一生のうちにいつかは売る可能性が高い。普通の人にとっては一生で最大の投資案件でもあるので、その価値を守るために大きな努力が払われる。皮肉なことに、緑したたる住宅地、というイメージを守るために、一種触発の状態になっていたわけだ。

新聞やテレビでは、危機に強いアメリカ人ならではの「命を懸けて自分の家を守った住民話」が満載。(単に限度を超して向こう見ず、という説もあるが。)火事が始まってもう1週間くらいたっているので、火元から遠い家の人は、「今に火がやってくる」と思ってから、実際に火がやってくるまで随分日数があることも。その間に、ひたすら家の周囲の木を切り倒したり、ぎりぎりになったら家に水をかけたりして待つ。しかし、一旦やってきた火の勢いは尋常ではないので、逃げ遅れて死ぬ人もいる。

Survival a matter of ‘luck and stupidity’ は、生き残ったのが奇跡と言われるほどの、孤独で無謀な火事との戦いで「別荘」を守った航空エンジニア。別荘ですよ、ただの別荘。命をかけるか、と思うが、彼は近所の2軒もついでに守りきった。これはもうなんというか、元々別の世界にいっちゃっている人なのではあるまいか。

Firefighter’s battle becomes personal: Homeowner turns to prayer instead of evacuationは、インディアンの血を引く、とある消防士が、自分の家を守るべく、近所の何人かで一致団結して火事を待つ話。最後は、セージを燃やして自分にその煙をかける、というお祈りまでして待つ。そして、火が目前まで迫ったところで雨が降る、、、という超自然系顛末。

一方で、個人の努力とは関係ない謎の偶発的ラックもある。すごいのはこれ。
Amid horrific destruction, one house stands unsinged
50近い近隣の住宅が全て、構造も何もかも全て燃えきって完全に灰になりはてたのに、なぜか一軒だけ残った家の話。避難していた持ち主は、戻ってきて自分の家だけ無傷で残っているのを見て「I fell down on my knees on the lawn and thanked God」とのこと。今日の朝刊の火事特集では、一面全部を使った航空写真がでているが、本当に一軒だけぽつんと残っているシュールさ。写真でお見せできないのが残念である。外壁すら焦げておらず、電気も水道も電話も全て普通に動くとのこと。密教のお坊さんが結界を張ったんじゃないか、というようなすごさである。

努力も大切だけど、運も大切、というありきたりの教訓がここにある。

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さて、昨日とある人と話していて「飛行機とかから水でもまいたら簡単に消えそうなのに」と言われた。私は全く反対に思ったのでちょっと驚いた。テレビのニュースで、飛行機が消化剤を撒いている映像が出ていたが、燃え盛るガソリンスタンドの上を、おもちゃの飛行機を飛ばしているみたいで、「これはとても無理だ」と思った。人間の感じ方というのは、本当に個人差があって、興味深いことしきりである。

Halloween & Fire」への2件のフィードバック

  1. 携帯softの会社で働いています。
    Blogの調査をしている時に、偶然このページを発見し、
    面白いnewsを楽しんでいます。Mercury Newsとかは
    よく読むんだけど、やっぱ、生の声というか聞こえて
    こないからこういうblogを通じてSilicon Valleyの
    どんなstart up企業で出てきているのか知れたり
    するからです。
    これからも、面白い記事たのしみにしているYo!

    いいね

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