恐怖する力?

梅田さんのblogに参照していただいたので、お返しにTrackbackしました。梅田さんのblogの中身は、

「仕事仲間の渡辺千賀が、そのBlogで、「Silicon Valleyの空洞化」という怖い話を書いている。彼女が参照している記事は同じくサンノゼマーキュリーニュースの「Some technology jobs head abroad — and they may not be coming back」であるが、記事の原文よりも彼女のBlogのほうがうんと怖い。」

ということで、私の書いた下の文章が怖い表現らしい。
「グローバルに仕事が移転する時代では、ある時首を切られて、それ以降全く仕事がなくなってしまう、ということが十分起こり得る。

なんというか、海辺の絶壁を想像してしまう。水際ぎりぎりにぽっかり横穴が開いていて、その中で安穏と暮らしていると、だんだん潮が満ちてきて、海の水がじわじわと穴の中に入ってくる。今にまた潮が引いて、元通りの安穏とした暮らしに戻れるのではないかと思って耐えているが、ついに水は腰の辺りを超え、首あたりまで来る。どこかで決意して、荒海に泳ぎ出て、さらに上のほうにある穴によじ登った人だけが生き残ることができる。」

怖いですかね?私はいつもこんな感じの発想なのだが。そういえば、就職して3-4年たったところで、「全然スキルアップしていない」と深甚たる恐怖に襲われた。しかし、何をどうしてよいかわからずにいたところ、たまたまBoston – Palo Alto出張というのがあった。Bostonは滑走路が凍結していたが、Palo Altoはうららかな初夏の気候で、当時働いていた会社からスタンフォードのビジネススクールに留学中の人に会う機会もあった。彼はスニーカーをはいてTシャツにジーンズで登場した。その瞬間「私もスニーカーをはく暮らしに戻りたい」と強烈に思った。(当時はケバかったので、毎日ボディコンスーツにハイヒールだったのだ)

で、日本に帰って出社したら、机の上に「ビジネススクール派遣生応募要綱」なる人事からのお知らせがあって、見たらその日が締め切りだった。その場で適当に応募の理由を捏造して、人事に送ったところ、運良く選考を通って今日に至るのである。運がよかった、といえばそれまでだが、そもそも「このままではいけない」という恐怖を感じていたから、その場で決断できたのだろう・・・怖いと思うのも才能のうち、かな?

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