記名発言のアンチテーゼとしての山田BBS

これ、超笑いました。発言者が全員山田の山田BBS全国の山田がblogについて考えるスレッドもある。といっても、もちろん(多分)山田さんが集まっているわけじゃなくって、全員が無記名で、無記名だとデフォルト山田になる、というそういうことなんだが、500以上もの発言が山田名でなされているのは壮観である。

以前に、blogと自己紹介blogと自己紹介-2というエントリーで、なぜidentityが明確でないblogが日本語に多いのか、という話題を取り上げたのだが、基本的には私は「人間は、その経験によって形成されたフィルターを通された主観的な考え方しかしない。だから、その主観フィルターがどんなものであるかがうかがい知れるような経歴情報があると、特定の意見のポジションが理解できる。」と思っている。もちろん、世の中にうそつきはいる。経歴情報を含めどんな内容でも鵜呑みにしてはならない。でも知らないよりは知っていた方が理解が深まることが多い。もちろん、経歴によって偏見をもたれるのがいやだから匿名で意見を言いたい、という人の気持ちはわかる。しかし、だとしたら、意見自体に「なぜそう思うのか」「それを証明する事実は何か」みたいなことをきちんと書いて欲しい。日本語blog(や掲示板)のもう一つの特徴は、一つ一つの書き込みがやたらと短いことなのだが、「これ、むかつくよね」「うん、まじ、やだ」みたいな短いコメントでは、その妥当性・正当性をどう考えていいのか全然わからない。

・・・とまじめなことを書いてしまったが、そういう私が持つ記名性に対する「思い込み」「偏見」みたいなものを思い切りパロディーにしたのが「山田BBS」と感じた。ので、笑ってしまった。なんか、「おじゃまんが山田くん」に出てくる山田くんが、何百人も集まっておんなじ口調、おんなじ声音で議論しているのを想像してしまうのだが、ここまでいくと匿名性のパロディーでもあって、アートに近い。えらい!!山田!!

山田がいっぱい、で思い出したのだが、昨日封切直後のMatrix2を見に行った。Agent Smithがいっぱい登場して、一人のNeoと戦うところがあって、ちょっと山田BBS的。映画のデキは期待が大きすぎたせいもあるかもしれないがイマイチ。。これから見る人のために詳しい描写は控えるが、「水戸黄門」と「Star Trek」を足して割ったみたいな感じであったぞよ。

記名発言のアンチテーゼとしての山田BBS」への5件のフィードバック

  1. <本物>のblogブームってなんじゃらほい。(山岸俊男「安心社会から信頼社会へ」)

    社会心理学者、山岸俊男さんの「安心社会から信頼社会へ」という素晴らしく面白い「社会科学的日米コミュニケーション比較論」をとっかかりに、表面的にblogが流行るとかではなく、朮..

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  2. 日本ではadslで7000円位です。インターネットの普及率はとても低いのですが、家計に占める割合の低さ、時間単位の情報量では世界一と聞きました。
    アメリカではどのようになってますか。僕は<8メガ>ですが十分間に合ってます。<町とか村の場合12メガないところもある>

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  3. 日本ではadsl<12メガ>で4000円程度、ひかり<100メガ>で7000円ぐらいです。インターネットの普及率はとても低いのですが、家計に占める割合の低さ、時間単位の情報量では世界一と聞きました。アメリカではどのようになってますか。僕は<8メガ>ですが十分間に合ってます。<町とか村の場合12メガないところもある>

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