今日は3人のmajorなexit経験を持つentrepreneurと会った。
3人とも「Next Thing」を始めようとあれこれ画策しているが、Take Offには苦労している、というところが共通。
まずランチは半導体設計ツールの会社を起業中のDaniel。彼はかつて創業した会社をCadenceに数百億円で売却(しかも株ではなくキャッシュで)。(Cadenceは市場価値US$2.5 billionの半導体デザインツールの会社)同様に会社をSynopsysに売却した人とチームを組んで起業中。(Synopsysは、市場価値US$2.7Bの半導体デザインツールの会社)Series Aとして、50万ドルをangel(個人投資家)から集めようとしようとしている。
午後には、medical deviceの会社を起業中のJim。彼は「会社を30人までに育てる」専門のentrepreneur。「30人以上になると、みんな週末休むようになって、そのlazyさが耐えられないから」と以前言っていた。冗談めかしてたけれど結構本当かもしれない。過去15年間いろいろな起業にかかわり、上場させたり売却したりと華やかだが、今回のSeries Aはangelから数十万ドルを集めたところ。
最後は、ビジネススクールの時の同級生何人かと夕食。その一人のZiaはAlign Technologyという、表から見えない歯の矯正ブレースの会社を設立して上場、ずっとCEOだったが、昨年辞めた。今は次の事業を画策して、事業パートナーとの交渉などでパキスタンとアメリカを行ったり来たりしている。Ziaは1年半ほど前に、People誌の「America’s top 50 bachelors」としてTiger WoodsやBen Affleckと並んで選ばれた。29歳、founder & CEOでIPO、しかもsingleでavailable、かつgood lookingということで・・・。
しかし、Ziaは「全米独身男性トップ50人」に選ばれた後も、女の子からの誘いのメールや電話は一つも来なかったそうだ。世の中はそんなに甘くないということか。
Silicon Valleyのfund raisingも同じような状況であると言ってよいだろう。Serial Entrepreneurであっても50万ドルがraiseできない昨今である。ZiaもAlignでは、Series Aからシリコンバレーの名門VCKleiner Perkinsの出資を取り付けることに成功したが、今回はどうなるだろうか。
SeriesAの総投資額は、統計的にはValley全体では増え始めているのだが、その中にはHellosoftのように、これまで「上場を目指すようなタイプではない、永遠の中小企業」として緩やかに事業を育成、既に利益が上がってから、方針変換してVenture Capitalからの増資をすることになった、というような企業も含まれたりしている。
一方、小額でリスキーな最初の投資を行うAngel investorの財布の紐は相当硬くなっている。金がないわけではないが、ここ1-2年のロスの大きさに懲りて、しばらく投資を休んでいるような人も多い。
というわけで、過去にメジャーなexit(IPOや数百億円規模の会社売却など)をしたentrepreneur成功経験者であっても、自らの資金を会社に貸し付けたりしながら、じわじわと事業を育てるというケースを耳にすることが多い昨今である。
なお、こうした成功経験者のベンチャーに投資したい方はメール下さい・・・・紹介します。5-10万ドルから投資可能です。(At your own riskですが)
これらの起業家が数万ドル集めるのに苦労しているというのは、ある意味、驚くべきことですね。数年前には相当にくだらない会社でも数百万ドル単位のお金をSeedで集めていましたから。
一方、その集め方にもいろいろと考え方があるので、必ずしも単純に集まらないという訳でもないのかもしれません。例えば、VCでなくAngelから集めたいというのも、素早く、そして比較的良い条件を狙ったものなのではないでしょうか。また、Angelからは金銭的な援助よりも、人的ネットワークを含む目に見えないIntangiblesを集めようとしているのではないでしょうか。その場合には、自らの新規事業の理解者、そして協力者を募るわけですから、それが簡単ではないことは十分に考えられます。
投資を外部から受ければ、自由な運営ができなくなり、最終的な自分の取り分も減るというのは全ての経営者が感じることだと思います。もちろん、外部環境も一因かもしれませんが、二度目以降の起業の際には、そのあたりについてかなり注意深くならざるを得ないでしょう。そういう意味ではSerial Entrepreneurであればこそ、起業時のスキームがいかに重要なものかを良く知っているのだと思います。
Mayfieldで働く友人に聞くところでは、新しい会社への投資を増強しようとしているとのこと。VCの方もその他大勢は別として、一流どころはそれなりに新しい挑戦を忘れてはいないようです。どちらにしても起業家も投資家も本来の役割をきちんと果たそうとしているように見えます。
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