Freedom Fries

戦争反対の立場を貫くフランスに抵抗して、議会食堂がFrench FriesをFreedome Freisに名称変更。もちろんFrench ToastはFreedom Toastになった。詳しくはCBS Newsへ。

Lebanon Daily Newsにまで書かれている。

そんなこと本気でするか、と思うがしてしまうのだな。もちろん国民は笑っている。友人たちとのディナーでも「Congressがそんなことに時間を使ってる場合か」と怒りながらもみんなで大笑い。

しかし、Yahoo UK&IrelandによればFrench Fryは実はベルギー発祥の食べ物だから、お門違いと。確かに昔ベルギーに友人を訪ねて遊びに行ったら、そこここの街角の屋台でFrench Fry(とは彼らはもちろん呼ばないが)が売っていた。本場ベルギーではマヨネーズをつけて食べる。

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ちなみに、ある国(や地域)の名前が付いた食べ物が、その国(や地域)にいくとない、というのはよくあること。アメリカンコーヒーがアメリカではない。というか、標準的に飲むのが薄いアメリカンコーヒーだからだが。

ドイツでは「ハワイアントースト」というものがあるらしい。パイナップルが乗ってる子供に人気の朝食だそうだ。ドイツ人がハワイにバケーションでやってきて、ホテルの食堂で高らかに「ハワイアントースト」と頼んで変な顔をされた、とか。

食べ物じゃないけどよく知られている表現ではGo Dutchがある。割り勘。オランダで、現地の大学生に「Go Dutchってどういう意味か知ってる?」と聞いたら
「知らない」ということでした。やはり、というか意外にも、というか。

彼は続けて「だけど、きっと『ケチ』に関係することでしょう」と、かなり正しい推測。オランダ人はヨーロッパ中からケチの評判をもらっているんだそうだ。説明してあげたら「確かに僕たちはいつでも割り勘だ」と。さらに、彼らの間では「Go American」という表現があるといっていた。「大勢で食事をしているときに、誰か一人がテーブルの人全員に飲み物をおごること」だそう。アメリカ人は時々そういうことをする。どうせだったら全部おごってくれればいいのに、なぜか飲み物だけおごってくれるのである。(ただし、その後別のオランダ人にこの話をしたら「Go Americanという表現は聞いたことがない」と言っていたので、それほど普遍的に使われている表現ではないようだ。)

Go Dutch, Go Americanの例に倣って、勘定の払い方のお国柄で言えば日本式も結構特殊なので、Go Japaneseという表現も使えるかもしれない。10円単位まで正確に割ったり、男女で2:1にしたり、年功序列で5:4:3:2:1と細かく割ったり。この几帳面さを説明すると、大抵感動される。しかし、ある人には「ドイツ人と一緒だ」と言われたが本当だろうか。

さらに、中国式でGo Chineseというのも使えるかも。「私が払う」と面子をかけて戦い、請求書がヨレヨレになるまでみんなで奪い合うこと。でも、基本的には年長者がおごるのが暗黙のルールらしいので、戦いの果てに、若者が手加減して年長者に払わせることになるらしい。ダンナ側の親戚が集まると、このバトルが繰り広げられる。年齢の上下関係があまりないと、戦いの激しさは増すらしく、私の義理の母は、相手に払わせないために、請求書をびりびりと破り捨てたことまであるらしい。激しいなぁ。

Freedom Fries」への2件のフィードバック

  1. マネー・サイコロジー・ワークショップ

    今日から2日間、Masaさんが開催するマネー・サイコロジー・ワークショップに参加しています。 Masaさんは私のblogのNLPや速読のエントリーにご登場いただいたのですが、とても幅広い分野㮮.

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  2. Go Chineseは椅子から転げ落ちるほど、笑いました。請求書をびりびりに破いてまで払うとは、ものすごい。。
    Go Chineseで思い出したある、昼下がりレストランやファミレスでよく見る光景。ワイワイガヤガヤと、楽しそうにお茶をする奥様連中(オバタリアン)。でも、お会計の時になると、一同形相が一転する。レジの前で、「私が払うの!」、「いいや私!!」、「何言ってるの?私に払わせてちょうだい!」と大騒動が巻き起こる。困った様子の定員さん。
    大抵2~3分でバトルに終止符が打たれるが、「あら、払ってくれるの?じゃあ今日は甘えようかしら」とあっさりバトルから手を引いた奥様は、次の日から村八分にあうらしい。請求書を巡って巻き起こるオバタリアンのバトルは、一種の儀式のようなもののようです。これはGo Obatarian。

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