Draper Fisherビジネスプランコンテスト

Always OnのPitch Tim Draper on Your Billion-Dollar Idea。ビジネスプランを提示、ビデオ会議によるプレゼンを経て、よいアイデアにはシリコンバレーのVCDraper Fisher Juvertsonが投資してくれる。昨年も同様のコンテストをして、110件の応募があり、その中から10件がビデオ会議に進み、1件は投資に至ったようだ。(原文の表現は、”we went all the way with one company”)

ビジネスプランの応募は上記のblogへのコメントとして書く。(既に何件も入っているので読めます)。

時々、「すばらしいアイデアはあるが、全て極秘なので、秘密保持契約なしでは何もいえない」というアントレプレナーに出会う。(シリコンバレーには殆ど居ないが)。もちろん、既に著名で、ごく気心の知れたVCにちょろっとアイデアを言うだけで投資してもらえる、というような人は別だが、私が会うのは積極的に投資や共同開発を求めている会社。それなのに「全て秘密」としか説明できないのは、大抵ダメなベンチャー。普通は、秘密は保ったままでも、自分の会社の差別化要因をきちんと売り込めるはず。それができないのは、世の中をきちんと分析して、どこまでが公知でどこからが本当の秘密のキモかがわかっていない証拠。

ということで、誰でも読めるblogコメントにインパクトのあるビジネスプランがかけるかどうかは、大事なスキルではないかと思います。

よいアイデアがあって、かつ英語で迫力のあるビデオプレゼンとQ&Aができて、かつDraper Fisherから投資してもらいたいと思われるアントレプレナーの方はどうぞご応募下さい。

Draper Fisherビジネスプランコンテスト」への2件のフィードバック

  1. リンクにつられて、DFJへの去年の応募を読んでみました。
    http://www.alwayson-network.com/comments.php?id=P1143_0_6_0_C
    DFJみたいなトップクラスのVCにどんな企画が提案されているのか興味がありましたが、結構ダメダメな応募が大多数ですね。市場・必要なデクノロジー・収益性・提案の訴求力・既存の競合相手等をあまりにも無視した応募ばかりでちょっと呆れました。ハードウェア、携帯デバイス系では「これ、いけるかも」と云う案件が幸い幾つかありましたが。VCに送られてくる企画で実際投資に値すると評価されるのは1%弱らしいですが、さもありなん、と云うのが印象です。
    勿論、良いアイデアを持っているチームは公の場で自分達のプランを披露するとは考えにくいですが、ファンディングの競合相手がこのレベルなら、拙者の温めているB2Bオンラインマーケットのベンチャー構想も投資をしてもらう望みが有るかも。フォッフォッフォッ。Business Planでも書いて、DFJ、Benchmark Capital等にこっそり郵送しようかな。B2B案件へのVC投資ははドットコムバブル崩壊以来、氷河期だったのですが、ここ数年の見込みなしベンチャーの損切りと整理を敢行したVCが新規ファンドの投資先を探しているのも事実みたいだし。う〜ん。鶏口となるも牛後となるなかれ、かな。(笑

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  2. 「フォッフォッフォッ」
    がんばれー!!
    VC投資は去年の9月から確実に増えています。
    でも、ちょっと「郵送」は厳しいかも。VCの個人メールアドレスって会社のサイトに大抵出てますから、そちらに出すこともできますね。一回で返事が来る確率は限りなく0に近いですが、何度も出して、さらに何度も何度も電話でしつこく依頼し続ければ何とかなる・・・かも。
    でもそれより、コメント欄に書いて応募した方がずっと確率は高いと思いますが・・・・。

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