昨日のシリコンバレー景気に関するエントリのポイントは「シリコンバレー経済のフリーフォールが止まって、まずは一安心」というニュアンスを伝えたかったのだが、読んだ人は「シリコンバレーの状態は凄く悪い」と受け取ったようですね。
2001年から2002年にかけての当地では、日本のバブルがはじけてからの10年分の落下が濃縮して起こった。それまでのバブルの浮かれぶりからの”Turn of the Fortune”は本当にとてつもない勢いだった。「バンジージャンプで底なしの谷に飛び降りる。どんどん落ちるが、ふと『本当に足にロープがあるのかな』と不安に思う」といった感じ。それがどうも最近、伸びきったロープの感触が足に伝わってきている、なんと素晴らしい!というところか。