盲目で大臣で不倫でスキャンダル、そして再婚

昨日「盲目の大臣とか、裁判官とか、世界のあちこちにいますよね」と書いたところ、知らなかった、という声がインターネットの彼方でいくつかあったので、イギリスのDavid Blunkettさんの偉大なる業績をば。

1947年:著しく貧しい街の貧しい両親の元、盲目で生まれる

1997年:Tony Blairの内閣でEducation Secretaryに就任(教育大臣、でいいのでしょうか?)

2001年:Home Secretaryに就任(内相)

2004年(57歳):不倫相手との間に2歳の子どもがいることが発覚、3人の子供のいる妻と離婚、内相を辞任。愛人は「子供の父親はBlunkettではない」と主張するが、Blunkettがなんとか親権を取ろうとDNA鑑定したところ、本当に彼の子供であることが証明される。

2005年:Secretary of State for Work and Pensionsに就任(年金・雇用大臣)

同年:ビジネス関係のスキャンダルで辞任

2009年:女性医師と婚約

というわけで、何もかもすごい方ですね。みんな、頑張ろうw

盲目で大臣で不倫でスキャンダル、そして再婚」への8件のフィードバック

  1. かなり前からブログを拝見させていただいていましたが初めてコメントさせていただきます。最近のchikaさんのエントリに思いっきり関係するの番組が今NHKでやっててビックリしました。浅川智恵子さんという盲目の女性はITのバリアフリーを研究していて、盲目の方のためのソフトを開発しているみたいです。世界のビッグと交渉する姿は圧巻です。

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  2. 私の大学にも、もう退職してしまったけど、以前全盲のカウンセラーがずっと勤務していて、「そうか、クライアントの目を見なくても、相手の心を分かる力があれば、カウンセラーにもなれるんだな。」と思ったことがあります。
    もちろん全盲であるっていう身体的条件は、決して楽ではないけど、技術革新はたしかに全盲の人には吉報だろうし、別に体の他の部分がおかしいわけでもないんだだから、山だってそりゃー登れるし、浮気だって出来る。とても勉強になりました。

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  3. 初めまして、Etsyで検索して偶然辿り着きました。
    盲目の画家というのもいらっしゃる事を最近知ったので
    お話に参加させていただきます。
    盲人に開かれた世の中になったとはいえ、絵画はありえないだろうと思っていましたが、、自分の視野の狭さを思い知りました。
    カッティングシートなどで凸凹を感じるような図柄を貼って行く方法とか、
    立体作品、また手で触ったものを感覚で線画にしていく方法があるようです。
    そのストレートな表現に心打たれた者です。
    むしろ、何でも揃っていると途中で「別の道もあるな」なんて
    意思が揺らぎそうです。

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