先月のBusiness Weekより。
"The definition of insanity is when you keep doing the same thing over and over again hoping to get a different result"
「狂気の定義は、違う結果がでることを望みながら、同じことを何度も何度もし続けること」
今年の1月に、メジャー音楽レーベル4社が、Amazonで著作権保護のないMP3で音楽を売るようになった、という顛末を書いた記事より。
冒頭の発言の主は、4社のうちの一社、ワーナーのデジタル戦略のトップのMichael Nash。ずっとDRM(デジタル著作権管理)を守ることにフォーカスしてきたが、ついにそれを放棄することにした、という「変化」について語ったこと。
DRMで制限しようとレーベル側がやっきになればなるほど、その面倒くささを嫌ったユーザーが違法コピーに流れ音楽の売上が激減した一方で、DRMつき音楽を売るiTunesを持つAppleの力が強くなりすぎる、という派生問題まで抱えてしまうにいたり、ついに諦めて方向転換をしたわけです。
「一念岩をも穿つ」というのの逆ですね。ま、「一念」の方も、思い(念)は持ち続けろと言っているが、行動も同じことをし続けろというわけではないのかな。とはいうものの、オリジナルは「涓滴岩を穿つ」=「水滴がポタポタたれ続けているといつかは岩も穴があく」ということみたいなので、これだと行動も変えずにひたすらやり続けるべし、というニュアンスが強いですな。
私は個人的にはダメなことをずっとし続けるのは苦手です。そういうことを下にさせてるマネジメントも嫌いです。自分だけが信念を持ってそれをし続け、その結果のとばっちりを一人で受けている人には何の文句もありませんが。実際それでうまく行くこともないわけではないし。
素材分野や、サントリーのビール事業などは、狂人の仕事と。
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浮浪者が何を偉そうに書いてんだよ!職人とかを狂人呼ばわりか?同じことを続けてうまくいく人もいる事を、数少ない人生経験で学んでこれなかった人が、世間に放言とは片腹痛い。シリコンバレーに住み、そういう顔をした人物が書いているのですか。一度会って「御挨拶」をしてみたいものですなw
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カジュアルな場面では”insane”はむしろ褒め言葉ですね。冒頭の文もコンテキストによってどちらにも取れるような。
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>素材分野や、
同じ物を作る場合でも、諸条件は毎回微妙に変更して試すと思うが。
「素人目には同じに見えることもある」って程度では?
条件も同じで結果も同じ失敗で、それでも何も変更も工夫もせず同じ事を
続ける人がいたら、それはやっぱり狂人だと思う。
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>職人とか
同じ結果がでることを望みながら、同じことを何度も何度もし続ける職人は、前出の狂気の定義から外れることは自明だが。
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>同じ結果がでることを望みながら、同じことを何度も何度もし続ける職人
より良い結果がでるように、仕事をしていると思います。
>同じ物を作る場合でも、諸条件は毎回微妙に変更して試すと思うが。
同じ作業の繰り返しという事です。
ダメなことをずっと繰り返し、そういうことを下にさせてるが、駄目なマネジメントという訳ではない。
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よくあるダーウィンの話みたいに、生き残りたいなら変化に適応していくのは大事と思います。
マネジメント=リーダーとしたら、リーダーは自分のプライド捨ててでも部下を守るくらいのプライドは持って欲しいものです。特攻隊や自爆テロは悲しいですからね。
職人はイケてると思われます。
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このブログ、「ぬおぬえ氏」のような人も出入りするように
なっちゃったんですね・・・。
アクセス数の割には良質なコメントで構成されてたのに
残念です。
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先日、丹羽宇一郎氏が、「経営者には”狂いにも似た確信”が必要だ。自分の判断が引き起こす事態を考えたら、そこまでの確信がないと決断はできない。」と仰っているのを聴く機会があったのですが、一脈通じるところもまるで違うところもありますね。
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引用文もブログ主も「違う結果を望んで同じ手法を繰り返すのは狂気の沙汰」と言ってるだけなのに、何が問題なのでしょう・・・?
「同じ結果を望んで同じ手法を繰り返す」分には問題無いのでは?
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<アインシュタインの言葉?>
Einstein defined insanity as repeating the same experiment over and over and expecting different results.
グーグル検索結果は:
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=t&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GFRC,GFRC:2007-01,GFRC:ja&q=insanity+repeating+experiment
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私が少し前にブログに書いた、「空海の風景」という小説の中で、当時遣唐使船がやたら難破して「遣唐使は命がけ」であったのは、船の底が平らな形をしていて波に弱く、さらに海の上で正しい方角を求める方法が「占い」しかなかったことが挙げられています。当時、アラビアや唐では、波に強い船の構造がすでに広く行き渡り、また星などで方角を見定める技術もあったのに、何度も船が難破して何百人がそれで死んでも、日本の船大工や船乗りは、なぜそれを取り入れなかったのか・・と司馬遼太郎は疑問を呈しています。
ちょっと、その話を思い出しました。
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平底はジャンク船にも見られ、19世紀まで珍しくない。(それ以降も、海岸に乗り上げる、揚陸艦などにある。)
航海技術が未熟であったのは確かだろうが、外交日程に拘束されていた為との指摘もある。
気象条件のよくない季節に運行しなければならなかった。
仮想戦記とも呼ばれる、司馬遼太郎を取り上げられても。
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司馬遼を「歴史家」だと思っている人が多いのは不思議ですよね。「小説家」なのに。(晩年は自分でも錯覚していた節が無きにしもあらずですが)>K様
「超魔術」とか言ってるうちに引っ込みがつかなくなり、同業のナポレオンズから過剰演出を批判されているMr.マリックみたいなものでしょうか?
(なお、遣唐船が難破しまくったのは、新羅との国交悪化により、安全な韓半島沿いルートを取れなくなったのが原因だ、という説が一番腑に落ちます)
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chikaです。
タイトルに激しい言葉を使うと、そのタイトルだけに激烈な反応を示すコメントが来ますねー。
「バカがバカにされる国アメリカ」
http://www.chikawatanabe.com/blog/2007/03/post_3.html
というのもその最右翼なり。我ながら名タイトルだと思いますが。中身も面白い。自画自賛なり。
しかし、元はアインシュタインの言葉なんですね。知らなかった。ちなみに、元の記事を読んでもらえればわかりますが、ここでのinsanityは完全に悪い意味です。というか、insaneはよい意味で口語的に使うことはあっても、insanityをいい意味に使うことはあまりないんという気がしますが。
なお、「自分だけが信念を持ってそれをし続け、その結果のとばっちりを一人で受けている人には何の文句もありませんが。実際それでうまく行くこともないわけではないし。」というのは暗に職人さんみたいなのをイメージしています。なので職人さんはいいと思います。そこからしか生まれない何か、っていうのは確かにあると。
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狂人も変人も良いと思います。
日本人も黙ってはいません。直接不利益を被っていなくても、その事実を知った場合、抗議を行う人間がかなりいると思われます。
日米でサービスや対応の差は、抗議方法の差ではないですか。
ということで、文句を言います。
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記録のためだけのcommentのようで恐縮ですが、Nelson DeMilleの”Wild fire”にも、’I thought I should remind him that the definition of crazy was doing the same thing over and over again and expecting differnet results.’という一節を見つけました。
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