Gizmodo、「ギズモドウ」じゃなくて「ギズモード」」なんですね。ちょっと古い話ですが、半年前日本でギズモードジャパンの方と名刺交換してビックリ。私の脳内では
「Gizmo道」
と変換されてたので。
mojoはモウジョウなんで、Gizmodoはギズモウドウだろう、と思ってたのでした。(「子音+”o”+子音+”o”」は、どちらの”o”も「オウ」と発音するのが普通。)で、「極める」という意味で日本語の「道」から取ったんじゃないかと勝手に想像してました。
そういえば、昔Majordomoは「メジャーな『どうも』」じゃなかった、というエントリーを書きました。majordomoは「執事長」という意味だそうです。head of butlers。
ちなみに、英語のカタカナ化、英語ネイティブスピーカーには難しい問題の模様。
こちらのエントリーでsimulationをシュミレーションと書いたら、シミュレーションですと何人かに指摘されました。私的には別にどっちでもいいんですが、日本語を3ヶ月勉強したことのあるダンナに
「simulationをカタカナにしてみて」
と頼んだら、しばし考えた後
「スムレーション」
とのことでした。何か東北弁っぽい。
「シミュレーション」も「シュミレーション」もsimulationであることはわかるとのことでした。(当たり前か。)ただ、最初言ったとき、「シミュレーション」は「ちがーう」とのこと。英語圏の人にとっては、日本語のシ=sheという音と、siという音は異なった音に響くからでしょう。
なお、ダンナは、私が教えてあげるまで、「ミルク」がmilkだと理解できなかった人でもあります。(カタカナの読み書きは勉強したんですが。)もちろん、ささっとこういうのが理解できるようになる英語圏の人もたくさんいると思いますが、ダンナ的には頭を悩ます問題のよう。
たとえば彼が推測する英単語のカタカナ化は
shirt → シャート
salad → サラド
なぜ「t」が「ツ」、「d」が「ダ」になるのか、どうしても合点がいかないようで、何度教えてあげても間違えます。
そういえば、前も書きましたが、ヘボン式つづりの「ヘボン」と、キャサリンヘップバーンの「ヘップバーン」は同じHepburn。難解なのもやむなし。
あわわわわ、シドロー&モドロー。。。
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沖縄の田舎道を走っていると「コーヒーシャープ」などという看板がありますが、確かにコーヒーショップよりもネイティブの発音に近い感じですわ。アイスワーラーなどともいう。こういう聞こえたままの方式の普及を望む。モバイルはモーボではだめ?
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ホワイトのホはどっから来てるのよ!
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あげられた中では、個人的には、simulation を日本語で発音すると、
スムレーション > シュミレーション > シミュレーション
の順番ですのね。
“シミュレーション”が正しいとするのは、日本人の英会話では無い、英語教育での、綴りやスペルミス訂正のウェイトが大きいからでは無いかと思われますが、そうなる理由の1つは、滑舌(かつぜつ)が明瞭な日本語環境故に、英語の曖昧な発音の聞き取りが出来ない人が多い事が、多分に影響しているのではないかと思われます。
si-mu-la-tion シ・ミュ・レー・ション と言う事ですね。
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>コーヒーシャープ
それは間違いなくそのほうが近いですね。カフィシャーッ(プ)ならもっと近いw
ところで発音まわりで日本人に難しいのが、英語には「ア(またはオ)」と聞こえる母音がやたらにたくさんあることだじゃないでしょうか。
中でも以前から疑問なのが― all のア(オ)と、shopのア(オ)って本当に違う音なんでしょうか?
英語の場合、日本語のようなモーラ(拍)言語と違って長さだけでは母音の区別はできないようです。長母音は短母音が単に長く発音されるわけではなくて、音そのものが違うんだそうですが…
事実、M-WやAm. Heritageで聞くとallの方がshopよりクチの開きが大きく、喉の奥で(舌の後部を下げて)発音してるように聞こえます。
ところが実際には全然区別してない人(アメリカ人ですが)がいるような気がする。どっちもアール、シャーッ(プ)と聞こえますが、どーなんでしょう?
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chikaです。
コーヒーシャープ、まさにそうですねぇ。
ホワイトのホですが、アメリカンな発音では微妙にH音がはいってませんか?全くH音ナシで、「ゥワイト」、となるとロンドンの人とかオーストラリアのヒトっぽい。
>綴りやスペルミス訂正
日本の英語教育では、「教えやすいこと」「簡単にテストできること」に比重が置かれてると思います。でも、これも慣れの問題で、聞き取りの教え方、ってのも系統化すれば簡単に教えられるようになると思うんですけどネェ。。という信念で聞き取り方にフォーカスしたListen-IT(http://www.listen-it.com)をやってる私。Podcastで説明してます。もうちょっと系統化した教材も別に作ってみたいんですけどね。
>all のア(オ)と、shopのア(オ)って本当に違う音なんでしょうか?
Good question!!!
これは、外国人向け発音矯正を生業としているアメリカ人とも論議したのですが、「同じである」という結論になりました。発音記号等では別の音となっていることが多いですが、アメリカ人は同じ音として発音していますし、同じ音として発音して聞き取ってもらえないことはありません。all, shop以外に
Australia
awsome
ought
taut
hot
odd
など、非常に沢山の単語がこの「ア(オ)」ですよね。
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日系移民の歴史が長い当地でも、時々「発音に忠実なカタカナ表記」を見かけます。
allとshopについてですが、西海岸だと同じだけど、東海岸ではちょっと違う、ってパターンじゃないでしょうか。
演技のクラスに通ってると、モノローグのセッションなんかで、「どこそこのアクセントを入れるべきか否か」みたいな議論になったりします。私はまだ耳で聴いても違いがさっぱりわからないんでついていけないんですが、「アメリカ人の発音」とひとくちに言っても全部同じではないんだなと。ちなみにアクセントを学ぶにはDavid Alan Sternの “Acting with an Accents” シリーズがいいよ、と講師に勧められたんですが、東海岸だけでもBoston、NYC、Upper class New England、Down East New Englandなどと分かれててどれから始めたものか…
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>発音に忠実なカタカナ表記
昔の船員用語で ちーおっさん というのがあったそうです。これがなんと
Chief Officer 一等航海士のことだったとかw
Chikaさま
>同じである
研究ありがとうございました。そーですよねー。どうもそうじゃないかと思ってました。もちろんボストンとか地域によっては発音しわける話者もいるけれどアメリカ英語全体としては弁別機能というか示差機能は「ほぼ失っている」ということで結論といたしたく。
逆に、called とcold は実際に「違う音」なんだと思いますが、これがなかなか聞き分けにくい。ポイントは下顎の位置だと思うんですが、日本語にはhurtとheartのような顎の開きだけが違う音の対立がないので、こういう聞き分けはニガテ。
子音の聞き取りは(R/Lを除いて)中級くらいになればそう間違えることはない
と思うんですが、母音は最後までなかなか難問。
Listen-ITで「まぎらわしいけど区別しないと意味が違ってしまう母音の組」「辞書では違ってるけどアメリカ人は区別していない母音の組」なんてのを教材として作っていただけるとありがたい。
ひじょーに面倒と思いますが、検討課題ということで。
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