ダンナ料理の鉄人化計画

クリスマス。皆さん、大事なパートナーにプレゼントはあげましたか?
私からダンナへのプレゼントは、「料理の本」「料理クラスのギフトカード」そして「椎茸ログ」です。
「椎茸ログ」
とは、椎茸菌が植えつけてある丸太でございます。
しばらくすると椎茸が生えてくる予定。

「ダンナよ、もっと料理がうまくなってくれ~」
という下心、もとい、親心、違う、思いやりに満ちたプレゼントの数々。

ちなみに、「料理の本」はいまや定番となった(のか?)Naked Chef。イギリスのJamie Oliver君が書いた軽妙な料理本。初歩からしっかり書いてあるし、それぞれの料理の紹介文も気が効いている。この手の本は日本には死ぬほどあるが。

Jamie君は、ダンナを
「やる気」
にさせるロールモデル。

本当は日本の「danchu」あたりの英語版があれば一番いいのだが。「ゆで卵の作り方」を写真入りで解説しつつも、レストランの高度なレシピが載っていて男心をくすぐるあれです。

なお、うちのダンナは、料理には興味があるし、揚げ物は上手。(好きだから。)ダンナの作るトンカツ、鳥のから揚げ、バファローウィングはかなり美味である。(バファローウィングがいかなる食べ物かについては、血管の詰まる音が聞こえるバファローウィングを参照願う。)揚げ物道精進のため「フライ専用機↓」も購入済み(byダンナ)。

ちなみにこれ、Amazonリンクしたが、命が縮まるから買わないほうがいいと思います。揚げ物するには便利ですけど。温度設定もできるし、周りが汚れないし、使った油を捨てる受け皿とかの構造もアメリカのものにしては結構気が効いている。でも揚げ物。これを買ったら、便利さに負けて揚げ物回数が増すことは間違いない。

関係ないが、今回このリンクを作っていて気がついたことが。Amazonの自動アフィリエイト・リンク生成で、
Amazon側が勝手に商品を選んで載せるタイプのものは、日本語で「おまかせリンク」と呼ばれているが、英語でも

「Omakase
Link」

というんですね。確かに「何でもいいから選んで」という「おまかせ」というコンセプトが英語圏にはない。「適当にお願いします」というと、本当に(悪い意味で)適当なものが出てきて驚く。

昔、大学院に留学したとき、一緒に留学してきていた日本人の女の子が、クラスメートとレストランに行って、
「みんなと同じものでいいです」
と言って、周囲のアメリカ人をびっくりさせたこともあった。
(全員違うものを食べるのが普通なので、「みんなと同じもの」という選択肢は存在しない。アメリカ人の中でも我の強いビジネススクールに行くような人の間では特に。)

話を戻して、ダンナの料理。興味はあるが基礎がなっていない、というレベル。

結婚当初は、私が教えてあげるね、みたいなほのぼのとした光景もあったのだが、
「え、そんなことも知らんのか!」
と、私が数回口にしたら、へそを曲げてそれ以降絶対私と一緒に料理はしない。

あと、私が祖母に口をすっぱくして言われた
「片付けも料理のうち」

「You are done cooking when you are done cleaning」
と翻訳して教えたのだが、これも

「うるせー」

というリアクション。キッチン標語として、冷蔵庫かなんかに貼り出したい位なのだが。(何度か私がマジギレした成果で、最近はかなりマシになったが。)

というわけで、他力本願。料理教室へ行ってもらおう、ということです。料理教室は、インターネットで

「夫へのクリスマスプレゼントで料理教室のギフト券をあげたい。ベイエリアでどこの料理教室がよいか?」

という最近のスレッドを発見。複数が推薦していたSur La Tableのものにしてみました。インターネットってホントに便利ですねぇ。

日本だったら毎日外食でもいいんだけど、ここはアメリカ。外食のレベルは低く、選択肢は限られる。
「ダンナ料理の鉄人化計画」
を下心満載で進める私でした。

ダンナ料理の鉄人化計画」への8件のフィードバック

  1. Mexicanの他にShushiとかもあるんですね。ここに行くと、千賀さんの旦那様に遭遇する可能性もあるわけですね。確かに外食のレベルは低いですが、料理番組も多く、アメリカ人は料理に興味はありますよね。テレビの料理番組では、オーブンで焼いたり、フライしたものをさらに、こってりソースにからめたりして、そこまでやるかと思うことが多いのですが、料理教室でどんな料理を教えてくれるのか見てみたい気はします。あ、それと、ヒューマン2.0シリコンバレー・サイン会とかは、やらないんですかねー。

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  2. 10年近く前のこと。アメリカでは比較的良いキッチン用品店のWilliams-Sonomaにて、店の真ん中の美しい厨房を使って料理教室をやっていました。各国料理のシェフを毎回呼んで料理を作ってもらい、お客は目の前でシェフが作った料理を食べワインを飲むと。レシピ付き。ただし自ら調理しないので、料理とトークを楽しむ人向けでした。ホリデーシーズン前はそれらしいメニュー、パーティー前日までにほとんど準備ができるメニューなど、大変practicalでアメリカらしく、おもしろかったです。

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  3. 椎茸ログ、、一瞬、椎茸好きの人が書き綴るBlogか何かだとおもってしまった。。。orz (さっそく使ってみる)
    アメリカでも椎茸って食べるんですね。

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  4. クリスマスおめでとうございます!
    今年の秋は郊外できのこ狩りを楽しみました。
    収穫したてのきのこは格別の美味しさですよ。売ってるのと全然違う。水分が多いのか,加熱するとすぐしんなりします。スーパーで売ってるのは「半・干ししいたけ」みたいなんだなと思いました。しいたけログからの収穫楽しみですね。

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  5. 椎茸栽培セット、こっちでも手に入るんですか!?
    日本にいる頃、クワガタ飼育のために不要になったホダ木を貰ってきて、
    幼虫を仕込んだ後裏庭に放置していたら、
    翌年の冬に立派な椎茸狩りができた事を思い出しました
    残念ながらこの辺にはクワガタいないんで飼育できませんけど、
    椎茸は食べたいな、と(^^;

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  6. chikaです
    椎茸好きな人のブログ・・・・ありそう。椎茸はアメリカでもShiitakeです。ShimejiとかNamekoもありまっせ・・・・。
    ちなみに、椎茸ログはAmazonでShiitake logとサーチすると出てきます。enjoy!

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  7. 値上げまであと8時間!・・・先着50名まで! 

    主婦の方へ  申しわけありません、    こんな形でトラックバックさせていただきましたことをどうかお許しください。      もしよければ最後までごらん頂き、お付き合い願えれば幸いです^^稼ぎ方っていろいろあるんですね。ココを見ていただいたら分かる……

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