シリコンバレーに帰ってまいりました。出版記念パーティーは大勢の方にご参加頂きました。まだ参加いただいた方にお礼も差し上げておりませんが、ご足労いただいた皆様、大変ありがとうございました。
そもそも、パーティー開催の経緯は、元日経BP、今Sixapart日本代表のSさんから、ウェブマーケティングの秘儀を伝授いただいたこと。いわく、
「発売日にAmazonで150冊位オーダーすると、Amazonの売り上げトップ5に入る。で、その本をブロガーに配ることでダブル効果。」
そうか、そうか、と出版元の朝日の担当の方に言った所、
「それは大変良いですね。郵送はこちらでしますからブロガー150人の住所を教えてください。」
えええっ、そんなの知らん。。。調べるのも大変そうだ。。。ということで、ま150人つーのは無理としても、80人くらいお招きしてパーティーを開催、その場で本を配るほうがラクじゃないか、という結論に達したのであります。(この結論は「大変さ比較」において大いに間違っていた可能性高し)。お手伝いいただいたmicaちゃん、ジョージ、進ちゃん、南さん、そして、王さん、mica弟さん、また、ブロガーへの告知に協力いただいた百式の田口さん、などなど、皆さん大変ありがとうございました。catfrogさんには、愛猫ムスビのイラストをいただきましたが、これはまた改めてご紹介します。
さて、というわけで、以下、パーティーに来ていただいた方、来ていただけなかった方を含め、ワタシが発掘した本の感想リンク集です。これ以外に「オレも・ワタシも書いたぜ」という方は、ばしばしトラックバックしていただければ幸甚です。
なお、
「いい評価ばっかじゃねーか」
と思うあなた、ふふふ、それはなぜなら、感想を書いた方の多くがパーティー参加者だからですよ。パーティーでは、本を贈呈するのみならず、酒とオードブルも振舞ったのです。つまり「買収」。
汚職事件だ。
・・・・いや、お食事券??
↑「汚職事件」を「お食事券」だと勘違いするイラスト。『バカ日本語辞典 全国のバカが考えた脳内国語ディクショナリー』より。
『バカ日本語辞典』はパーティーに来ていただいた借力.netの谷口一刀さんの著書。パーティー当日いただいたのですが、これ、かなりおもしろいです。いろんな言葉の勘違いを辞書形式で掲載してるんですが、何が面白いって、劇画調のイラストが付いていること。台風一家のイラスト、何度見ても笑える。子供のころ本当に「台風一家」だと思っていて、この言葉に耐性が付いてしまっている私でも笑えるのはイラストだからこそ。真剣に
「ワタシのブログにももっとイラストが必要だ」
と思いました。はい。(谷口さん、本の面白さを伝えたくて、イラストを拝借しましたが、まずかったら消しますので言って下さい。)
閑話休題、以下、ヒューマン2.0の感想リンクと、内容の一部抜粋です。順番は、ブログ名のアルファベット順です。
2006年に読んだノンフィクションの中でぶっちぎりの面白さだった。人によっては人生変わるよ。
まるでシリコンバレーの先輩とお茶しながら話を聞いたような気分でした。すっきりとした読後感です。
いやーお世辞抜きに、まあお世辞込みでも良いんですが今年読んだ新書の中で一番面白かった。(中略)かなりコストパフォーマンスの良い一冊
文章が豪快だ。シリコンバレーをバサバサ斬ってる印象を受ける。
本の下欄に千賀さんによる注がついているのですが、すごいゆるーい感じで僕は好きです。「マンガは捨てると後悔する」とか耳よりな情報満載
(渡辺注:本に載っているURLのリンクあり。便利。ありがとうございます。)
「シリコンバレーってすげぇ!」
ってのが正直な感想。
日本もいずれこうした「会社に依存しない働き方」が一定の割合で浸透するようになると思うし、なって欲しい。
「今までベンチャーについて書かれた本の中で、一番面白い」と言って過言ではない
(渡辺注:出版パーティー参加録。当日のワタシの写真あり。おほほほ。)
シリコンバレー滞在記として読むほうがおもしろい・・・(中略)この本は「シリコンバレーのおかしな人々」というタイトルのほうがよかったんじゃないかなぁ。売り上げだけを考えれば、絶対にそっちのほうが、買う人多そうだよなぁ。
(渡辺注:がーん、そうですか・・・ちなみに、masato-sanは、別に広告2.0を実践中、
というエントリーも書いていただいてます。本書のキャッチフレーズ「一人5冊買わないとお仕置きよ」は、このエントリーからの盗用であり、私が個別に思い
ついたシンクロ現象ではありません。masato-san、盗用すみません。でも、報告しようにもコメント欄ないし・・・・・何を言っているかは広告2.0エントリーを見ればわかります。)
わかりやすく、簡単な口調であるにもかかわらずここに書かれていることはひどく骨太の内容。
視野が広がるのは間違いありません・・(中略)・・
もしかしたらシリコンバレーで働くきっかけになるかも!!
ニューズ・ツー・ユー社長のブログ:minako’s blog
とっても楽しい会でした。
(渡辺注:パーティーにご参加いただいた感想。)
オイラ、広告・放送業界の人なんですけど、こっちではもう昭和の時代からそういうフリーランスな生き方してるひとがいたりして。
・・・・実際には常日頃から刷り込まれてきた「とにかくがんばれ、為せば成る」という自意識の脅迫観念にさいなまれて、どうにもできないことが分かっている状況に突撃を繰り返し、燃え尽きてしまう優秀な人が後を絶たない。
そういう、本当は蒙るべきでないはずの不幸を蒙っている多くの日本のビジネスパーソンに、1人でも多くこの本を読んでもらいたいと思う。
何も考えずに、ショッピングカートにいれなさい!
自分の中では結構ヒットしました。シリコンバレーで働くのもいいかもとこっそり思い始めました
ヒューマン2.0的働き方は日本にもやってくる
「かもしれない」というのはここに書かれていることを鵜呑みにするのではなく、ここに書かれたことをヒントに自分の頭で考えて欲しいということなのかもしれない。
(渡辺注:そうです。)
[感想文] ヒューマン2.0
ブログ「On Off and Beyond」でシリコンバレーの情報を発信し続ける
渡辺千賀さんの新書。実に軽快な書き振りで、シリコンバレーの実情を書き綴っています。
シリコンバレーと言えば「天才技術者の聖地」。
日本では「天才のオタク」と言われそうな人が「ギーク」として崇められる。
【Wikipediaより】
英語における「おたく」の類似語
英語(米語)では、日本でのオタクに近い意味を表すた…
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[雑記] 座談会というか、質疑応答
主催の洛西さんだったとおもうが、自己紹介で「若手応援団*1に入りたいです」とおっしゃったところに千賀さんが「〜*2でコメント書いてくれたら(帯に)載れるんですよ」と返されてました。厳しい世界だ。まあでも成果物は基本だからなあ。 当方自己紹介のときに「プロミスカ…
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代官山でナベチカの「ヒューマン2.0」 出版記念 Party に参加
Chika Watanabe Originally uploaded by d
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[メモ][思惟]「ヒューマン2.0」、「フーコーの人間」、「アーレントの人間」
過去2回に渡って引っ張って参りましたが、今回はほんとにヒューマン2.0について書きます。 ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) 作者: 渡辺千賀 出版社/メーカー: 朝日新聞社 メディア: 新書 正直、書評を書くまでもないような、たいした内容の本じゃないです。…
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キャッチフレーズとして使用していただいて光栄です。広告2.0のときももしかして読んでいただいたのかなと考え、エントリを作成しました。
他にもいくつかのところでネタにされているようです。おもしろい本が売れる一助になって嬉しいです。
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ベイエリアではサイン会無いんですか〜〜?
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バカ日本語辞典の紹介ありがとうございます。光栄です。イラストは自由につかってくださいませ。
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へーほーふむむ~という驚きで新鮮でした☆彡
『バカ日本語辞典』もおもしろそう^^
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渡辺千賀さんの本
わたしのおすすめは、最低2回読むことです。
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chikaです。
masato-san,
「お仕置き」イラスト、心に響きました。っていうか笑った。ありがとうございました。
Seita-san,
いや、San Joseの紀伊国屋に入ったら・・・入るのか?(笑)
谷口-san,
何気で「ヤクザ医師」も好きです。本当にいそう。歌舞伎町とかで開業。
ひよちゃん-san,
そういえば、バカ日本語辞典には、「アグネスチャン」「クリスチャン」をそれぞれ、アグネスちゃん、クリスちゃんだと勘違い、っていうのも載ってました。全然関係ありませんが、昔の同僚で李家(りのいえ)さんという人がいて、結婚式で「李家家」と看板が出て、スワ間違ったかと式場の担当者が慌てていたそうです。
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ぜひ、San Joseの紀伊国屋でサイン会を!
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このエントリ見て「バカ日本語辞典」の方を注文してしまいました。すみません。
でもamazonで送料無料は1500円以上だったのでヒューマン2.0も注文しましたよ。
結果オーライでしょうか?
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結果オーライどころか、その方が正しい。わたしだったら、バカ日本語辞典2冊買っちゃうかもしれません。一冊はばらしてイラストを額に入れて壁に飾るとか。(笑)
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こんにちは
いつも拝見しています。著書早速買って読みました。私と同じく最大の趣味が読書だそうですね。年齢も近いみたいです。
TBできなかったので(スパム扱いされた)、コメントしました。
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シリコンバレーを知るための教科書(かもしれない):「ヒューマン2.0」
この本を読んでシリコンバレーに行ったら、きっとこの本に書かれていることが目の前で繰り広げられるだろうから、ある意味、意外性がなくなってしまって、逆に面白くないかもしれない…
というのは言い過ぎかもしれないが、渡辺千賀さんの「ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) 」(朝日新書)は、シリコンバレーを知るとってもいい教科書のような感じがする。
だから、シリコンバレーに興味がある人は、読んで絶対損はないとおもうのだが、思うに、千賀さんの書かれていることは、実はこれからの時代…
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こんにちは。さっくりと感想書きました。TBできなかったのでコメントで失礼します。
お言葉に甘えて、お写真もUPしちゃいましたー。
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こんにちは。私もTBできなかったのでコメントにて失礼します。
実は他に、サンディエゴ以前に住んでいたサクラメントやシアトルのアパートやシェアハウスにも性犯罪者が住んでいた事を知り、再度「嫌あああああ!」と戦慄が走らせながらも、そんな荒廃した場所ばかりに選んで住んでいた自分に呆れました。
実は自分自身がその犯罪者で…というオチではないのであしからず。
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ヒューマン2.0の感想
今年3月からのカリフォルニア勤務に向け、奥さんがクロネコブックサービスで英語併記
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ヒューマン2.0の感想
今年3月からのカリフォルニア勤務に向け、奥さんがクロネコブックサービスで英語併記
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Yet another 2.0
新年早々、この本を読みました。多少はSilicon valleyとおつきあいがあるし、そこで仕事をしている人を何人か知っていることもあって、事例紹介が現実の知人と重なったりして、妙に面白かったです。
世間で話題になったのは、Web 2.0を提唱した下記の本でしたが、言われるほど新鮮な内容ではないと感じています。やはり私はhardware一辺倒の人間なのでしょう。
…
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ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)
非常に興味深いBlog を書いている渡辺千賀さんの著書。個人的に超ファン。渡辺…
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渡辺千賀さんの「ヒューマン2.0」
渡辺千賀さんのブログ On Off and Beyondはこの界隈に来た当初から
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ここに集いし同士達よ!今からお金と時間を手に入れて好きなことをやろうではないか^^
私みたいなおじさんでもできた!!家族も文句を言わなくなった^^好きなことを好きなだけできるようになった^^^^私は幼少のころから周りに馬鹿にされ、家族や親戚からも白い目で見られてきました↓・・・・しかし今では私を昔のような目でみる人は周りにはいません^……
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大変遅くなりましたが、ようやく感想がアップできました。それと、ノルマの5冊も売ったでよ。読了後にマジで人生が変わるかも、という若人を厳選して、本を買わせたので、みなさんにたいそう感謝されました。うち一人はビジネス2.0とかいうBlogを始めて、社外の研究会に顔を出し始め、『ヒューマン2.0』の宣伝もしてくれています。ネズミ講作戦成功です。
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[書籍]渡辺千賀『ヒューマン2.0』
ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) 作者: 渡辺千賀 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 2006/12/08 メディア: 新書 シリコンバレーでの生活を紹介した本なのだが、その波が日本にくるのはいつか。そのとき、私はITの仕事を続けているのか。 流行のキーワー…
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渡辺千賀「ヒューマン2.0 web新時代からの働き方(かも知れない)
今日は体調がそれほどよくないということもあったので、読書を中心に活動していまし…
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