Majordomoはメジャーなドーモじゃなかった

Majordomoというオープンソースのメーリングリスト管理ソフトがある。大学院の卒業生用メーリングリストがこのソフトをつかっているので、majordomo@・・・・というアドレスにメールを出すことが時々ある。そのたびに、「Majordomoって日本語の『どーも、どーも』の、どーもから取ったのかな?メジャーなドーモ?」
と軽く思ってきたのだが、最近ふとGoogleで検索してみたら、ちゃんとした意味を持つ単語だったんですね。Butler(執事)のさらに上の役職で、主人が留守にすることが多いような家で、財政から何から全てをつかさどる人なんだそうだ。発音は、メジャードゥモゥって感じで、メジャーなドーモと殆ど同じだが。

全然関係ないが、スタンフォードに留学していた日本の学生でダイシ君という人がいた。苗字のイニシャルはT。留学した際に大学のメールアドレスを自己申請
する際、何も考えずに
「ファーストネームに苗字のイニシャル」
を登録。結果はdaishit@。「大いなるXXXX」となってしまった。日本語と英語の両方がわかるとかなり笑えるアドレス。すぐに気づいて変更を依頼したけど聞いてもらえなかっ
たそうです。意地悪ですね。最初メールをもらったときは驚きました。気をつけよう。

そういえば、日本の大学生(特に学部生)って、大学のメールアドレスを教えてくれることがまずないけど、これは大学のメールアドレスを持っていないからですかね?それとも、学校外ではそのメールアドレスにアクセスしにくいから?

アメリカの大学は、学内連絡はことごとくメールなので、普通は入学すると漏れなくメールアカウントが付いてくる。卒業しても、一生使えるメールアドレスを学校がくれるケースが多い。StanfordとかMITのは、YahooメールとかGmailみたいに、どこからでもウェブでアクセスでき、 別アドレスへのフォワードなども可能。卒業生からの寄付が大学の資金の大きな部分を占めるので、一生同じアドレスを使ってくれればいつでも寄付金集めの連絡ができて便利だし、卒業生に学校のことを思い出してもらうこともできるし、卒業生がそのアドレスを使ってくれれば宣伝にもなる、というようなことだと思うが、日本の大学もその手の卒業生向けアドレスってあるんでしょうか。

Majordomoはメジャーなドーモじゃなかった」への10件のフィードバック

  1. 友達のTakeshitaさんは名前を書いてると笑われるって嘆いてました。
    アメリカの大学ってAluminiのアドレスくれるところが多いですよね。大学の宣伝効果もさることながら意外なところで同窓ってわかったりするとネットワークも広がりそうですね。

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  2. chikaさんの大学のご近所の大学ですが、メールアカウントもらってます。でも普段には使わないですね。私用に使っちゃいけないような気がするし、なんだか仰々しくて。
    それにあまり大学運営、学生管理に有効に使われているとは言えないと感じています。

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  3. スペイン語圏では加賀まり子さんも名乗れないですね、、ダイシさんのメールアドレスと同じような意味になってしまって。

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  4. Daishit、笑いました。 そういえば、80年代の女優、石原真理子も、マリコはまずい、ということでマリエに名前を変えましたよね。(古すぎる、か。)

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  5. 日本の大学が学部生に配っているメールアドレスは学籍番号そのものだったりすることが多いので晒したくないからじゃないですか。何しろ割当規則が明確で連番なので対象を絞ったメールマーケティングとやらに便利すぎて。

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