増資してインド・オフィスを開設したのは、先週一番たくさん増資したNetDevices。$25 million集めた。インドのオフィスはハイテクでおなじみのBangaloreで、25人で始め、すぐ60人にまで増やしたいとのことであります。シリコンバレーはサニーベールの本社は既に100人以上。
作っているものは、ルータ、スイッチ、VOIP、ファイアウォールや不正なアクセスの検出などをオール・イン・ワンでひとつの箱に押し込めた、最近流行の「ネットワーク向け・なんとかin box」です。
・・・・・というのより、すごいベンチャーを発見。それは、「蛆虫療法」を行うイギリスのZoobiotic。
ウジムシに傷口を食べさせると、実はすばやく傷が治る
という衝撃の事実を利用したベンチャーでございます。
できたのは、ちょっと昔で、今年の5月なんですが、昨日とあるヘルスケア関係の専門誌を読んでいて発見し興奮しました。というのも、ウジムシ療法には見覚えが。いや、私がやったわけではないんですが。
Herd on the Streetという本に出てたのでした。Wall Street Journalに「動物こぼれ話コラム」みたいなのがあって、それを集めたのがこの本。糖尿病で足が壊疽を起こし、
「切断かウジムシか」
という究極の選択を迫られる男性の話が出てきます。結局、なんと5ヶ月間も、シャクシャクと蛆に壊疽部分を食べさせて復活。
- 蛆は、健康な組織はそのままに、死んだ細胞だけを食べ
- しかも、アンモニアのような排泄物が、生きている組織に対しては消毒液のような働きをする
ということで、医学では救えない酷い壊疽でも、蛆療法で治ることがあるそうな・・・。しかも、製造に必要なのは、生ごみとハエだけというローコスト!すばらしい・・・のですが、最大の難点は
「気持ち悪い」
こと。患者は基本的には、蛆が食べているのを感じないそうですが、時として
「食べられてる感じ」や「這い回られている感じ」
がするんだそうです。きー。
昆虫学の学位も持つイギリスの医者がずっと熱意をささげて研究してきた、とHerd on the Streetに載ってます。出だしは偶然の発見とのこと。「事故でフロントガラスを突き破り、傷だらけのまま3日間放置されていた人が救出される。傷口は蛆だらけだったものの、驚いたことにきれいに治りつつあった・・・」という事件から、蛆研究に没頭したそうな。
てっきり、Zoobioticは「ウジムシから、傷を治す成分を分離して薬品にする」という会社なのかと思ったんですが、サイトを見ると「ウジムシを育てて販売」と。
これで、将来糖尿病になって足が壊死しても安心です!
***
先週公開されたinsider取引額No.1はeBayの社外取締役、Scott Cook。
Intuitのchairmanですが、売却したのはeBayの株。今回手に入れたのは$6.3 million。未公開時からのeBayの役員で、当時のストックオプションから、これまでに$64.6 millionをキャッシュ化したとのこと。なお、eBayは2003年以降は、社外取締役に毎年5万ドルのキャッシュをretainerとして出してるそうな。
それにしても、65億円と5百万円とは、ずいぶん格差があります。。。「キャッシュでもらう収入では、めったなことではリッチになれない」という、シリコンバレーの経済を象徴するようです。
(情報ソース:VentureWire, San Jose Mercury News)
http://www.biotoday.com/view.php?n=690
http://www.biotoday.com/view.php?n=7485
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http://business.timesonline.co.uk/article/0,,9068-1744569,00.html
英国のタイムズ電子版でも紹介しています。別の記事では、5年以内に年商20億円以上になると。
なお、BBCの記事では、写真付きですが、引用は遠慮しておきます。それでは。
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自分の専門分野に近いNetDevices社の話に興味を持って読み始めたのですが、蛆虫療法には衝撃を受けました!同時にエンジニアとしてserendipityを感じます。先入観を捨てないと見えて来ない事って色々あるんですね。
ただ、さすがに「これで、将来糖尿病になって足が壊死しても安心です!」の一節を読んだ所では「まさか~」と思っていたのですが、”maggots”をGoogleしてみるとばっちり糖尿病で壊死した足を蛆虫療法で治した話が上位に、、、
(千賀さんの事、先刻ご承知とは思いますが)
http://teosylvania.livedoor.biz/archives/50007800.html
今回のblog、二度びっくりさせてもらいました。(^-^)
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蛆虫療法の話はテレビで見ましたよ。たしかAnimalChannelかなにかで、実験用のラットの養殖を一手に引き受けてるファミリービジネスなど一連の話題だったような気がします。
蛆の無菌養殖の様子や、実際の治療の様子やらが出てきて、食事前なのにゲーッでした。クリミア戦争のころの傷病兵は蛆虫だらけだったのに、キレイに直ったそうな。
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渡辺です。皆さん情報どうもです。
日本でもウジムシ治療をやってくれるお医者さんがいるのを発見。
http://www.icn-jp.com/~maggot/
サイトには写真もたくさん載ってます。ウジムシ君はぱっと見た感じでは写っていませんが、腐った傷口、溶けちゃった足、といったものが苦手な人はあまり見ないほうがいいです。
MRSA感染の人の症例も載ってますが、いやー、MRSA感染って、とんでもないものなんですね。しばらくマスタード入れた納豆食べたくないって感じです。(意味は、見ればわかると思います)
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ウジムシに傷口を食べさせると、実はすばやく傷が治る
という衝撃の事実をこないだ知ってしまいました。 よく『ハダシのゲン』とかで、 死…
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なんか壮絶なタイトルですね…
蛆ではないけど、蛭を治療に使うっていうのは
聞いたことありますよね。
事故とかで指を切断された人が、針糸でくっつけた後に
蛭に血を吸わせると血行ががよくなって組織が復活するというもの。
こちらは組織が壊死する前の治療ですが、苦手な人にとっては
どっちもただのゴーモンなんでしょうか
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ウジウジしなさい
ランキングです
時々、フラリと立ち寄る
渡辺千賀さんのブログは
右下にある『onekosama』が可愛くて最高なんですが
今日は、渡辺さんが紹介していた会社の話。
ウジが沸くっていうじゃないですか。
あのウジって・・・・
傷口に沸いて、人間の肉を食らうんですが・・・・
うう・・ (T□T;)
…
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http://www.icn-jp.com/~jmc/
日本にも蛆販売会社があるんですね。
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以前アフリカのジャングルの多いガボンに数ヶ月居た事があったのですが、
そのときにアフリカ人の兵隊さんが「ケガに消毒液なんかつけても
治らない。綺麗な水で洗ってほっとくのが一番」と
言ってました。
日本に帰ってきて最新の「ケガは消毒しない、乾かさない」
http://melit.jp/voices/fkymhts/archives/2005/07/post_2.html
を知り、改めて自然の力とそこで生きる人間の経験にはまだまだ
学ぶことが多いなァと。
蛆虫療法も歴史をたどると古そうですね。
歴史の中を発掘すればまだまだ現代で応用できることも
ありそうですね。
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gay muscle bound
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