英語と日本語-訳せない言葉

この間ラジオでIn Other Wordsという本の筆者を招いた番組があった。

いろいろな言語で、「他の言語に訳せない言葉」はたくさんあり、それこそがその言葉が話される国のカルチャーを体現する、というのがテーマ。いきなり日本語の例として「Yokomeshi」という単語が出てきて、「なんのこっちゃ」と思ったのだが、「外国人との(多くの場合気まずい)食事」という説明でやっとぼんやり「あー、そういえば、そういう単語あったかな」と思った。

というわけでこの番組を聴きながら思い出した、私の「英語にならない日本語」「日本語ならない英語」です。ま、カルチャーの違い、まで行かないものもありますが。

英語にならない日本語

■ 金縛り
この間書きました。

■ 渋い
味です。渋い食べ物がない、ということもあり、味覚の仲間に入れてもらってないみたい。ワインの渋さは、味ではなく物理的刺激として感じるらしいです。「口の中に膜が張ったよう」という意味で「Filmy」と言う言葉を使う人もたまにいます。(ワイン通は「タンニン」と物質名で表現しますが。)

(以下ちょっと猥談)
■ 童貞
男も女も「virgin」です。

■ 包茎
申し訳ない、いきなり。でも、殆どの男の子は新生児のとき割礼(ちょきっと皮膚を切っちゃう。circumcisionといいます)するので、この状態は存在しないようだ。1990年ごろまでに生まれた人はまず100%に近いくらい割礼を受けていると聞いたこともある。赤ちゃんの健康によくないとかで、最近しない人も増えているらしいが。私の友達♀も、生まれてくる男の子にcircumcisionをすべきかどうか悩んでいたので、「いやー、しておけば将来問題が生じることもないから、しちゃった方がいいんじゃない?」と言ったところ、「一体全体どんな問題が生じる可能性があるの?」と詰め寄られた。客観的に問題を説明したところ、「うーむ、それは初耳だ」と考え込んでいた。

その後、村上春樹の「かえる君東京を救う」という短編の英語訳(super-frog saves tokyo)(after the quake収録)が出たところで、「包茎」というセリフがどう訳されているか見てみた。答えはphimotic。仲のいいアメリカ人にこっそり聞いてみたら、みんな知らなかった。

というわけで、これは単語がないわけではないが、殆どの人は知らない、という例でしょうか。

日本語にならない英語

■ commitment
月並みだが。「長期的な実行を伴う決意」というか「長期にわたって実行するという意思」。結婚したがらない人のことをcommitment phobia (コミットメント恐怖症)という。

■ accountability
これも前書きました。私のお勧めする訳は「落とし前をつける義務」です。responsibilityとaccountabilityの違いも以前のエントリを参照下さいませ。

■ tender
「痛いところ」といった意味で、「tender spot」と言う。sore spotとほぼ同義(ちょっとtenderの方が痛みが弱い感じかな?)。実際に体が痛いときも、心が痛いときもどちらでもOK。「弱いところ」という意味で、「あまりに好きで、判断力が鈍ってしまう」といったような時にも使う。

体のときは、「昨日したたかにぶつけて、今ではだいぶ痛みが和らいだが、まだ触ると鈍痛があるところ」みたいなのがtender spot。

tenderはLove me tenderのtenderで、「優しい」という意味もある。優しいがどうして「じんわり痛い」になっちゃうのか。でも、なんだか奥が深い単語でもあります。

■ upset
ネガティブな感情のかなりをカバーする。気分を害する、とか、むかつく、とかそのあたり全般かな。日本語だと「怒った」「いらいらした」「あせった」など様々な表現を使うところがかなりupsetの一言で片付いてしまう。angry、frustrated、anxiousなど個別の表現もあるが、ちょっとそこまでいうと強すぎるときはupsetがオールマイティ。

イメージ的には、何かの出来事がある→まずはショックを感じ、upset状態に→その後angry, frustratedなど、より分化した感情が生じる、という感じもある。

■ dove-pigeon
はと。白いハトがdoveでグレーのがpigeon。どっちもハトじゃないのかい、と思うが、幸せの象徴はdoveだけ。かわいそうなpigeon。

■ rat-mouse
ドブネズミとネズミ(ハツカネズミとか)。なぜかネズミはかわいくて、ドブネズミはとても怖い動物として扱われている。Mickeyはmouseだからかわいいわけ。片手に乗るくらいのがmouse、両手でつかむような感じなのがRatとか。「道端で犬が傷ついて倒れていたから獣医に連れて行ってあげたら、これはratです、といわれた」という笑い話をラジオでしてました。(それくらい大きいratもいる、という例ですね)

あー、まだ一杯ありますが、とりあえず。何かいい例があったらコメントで書いてください。

英語と日本語-訳せない言葉」への35件のフィードバック

  1. 「ダーリンの頭ン中」にあった例なんですけど、feet(足首から先)hand(手首から先)を指す日本語はないそうで、そういわれればなんて言うんだろう。

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  2. 「もったいない」という言葉や感覚、英語でなんて言ったらいいのだろう。
    英語圏の人が、赤ん坊を見てbeautifulという感覚が、いまひとつぴったりきません。
    こういった簡単なようでいて守備範囲の広い単語って、どこの国にもあるんですよね。

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  3. ”もったいない”といえばこんな記事
    ”リデュース(ごみの減量)▽リユース(再使用)▽リサイクル(再利用)の3R運動に取り組んでいることを紹介。ローマ字で「MOTTAINAI」と書かれたTシャツを手に、「日本ではこれらを『もったいない』の一言で表します」と説明した。”
    でも、もったいないははやらない気が・・・

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  4. 包茎はuncircumcisedではないでしょうか。
    この手の単語ってけっこう言うときに勇気要ります。私の妻が学生時代に日本料理店で働いてたときのことです。彼女の同僚の日本人の人がお客さんにたこの酢の物を指差してこれは何で作ってあるんですかと聞かれました。彼女はたこの足(tentacle)と言いたかったのですが、間違ってtesticleといってしまいました。。
    あと、あいまいな意味の広い日本語って英語には訳しにくいと思います。たとえば、芸能人もしくはタレントとかサラリーマンとか、バラエティー番組とか。意味の広い言葉って英語にするときとっても厄介です。芸能人って、英語だともっと細分化されています。歌手とか役者とか司会者とか。でも、それに属さないいわゆるタレントっていうのはアメリカにはないような。。。
    あと、サラリーマンって、business manに近いような気もしますけど、月給取りという意味ではエンジニアもサラリーマンですし。また、仕事を聞かれて会社員っていう日本人はいるかもしれませんけど、英語でbusiness manと答えるアメリカ人はいないような。。。もっとこまかくsalesとかmarketingとか言いますよね。
    また、バラエティー番組ってcomedy showって言うのとはちょっと違います。情報系の番組もありますから。トリビアの泉とか。
    これらを考えるとけっこう日本語ってあいまいにできるので便利って思ってしまいます。

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  5. Kaz-san,
    hand=手、じゃないですか?あれれ??
    small of the backってのもありますね。背中のくぼんでるところ。
    ななしsan
    包茎問題ですが、ネイティブのダンナに確認いたしましたところ、下記の回答です。
    uncutは、そういう話(どういう話だ)をしているときでないと、なんのことだかわからない、とのこと。婉曲表現みたいな感じ?
    masahiro-san
    こちらも、確認しましたところあんまりメジャーじゃないスラングじゃない?ということ。また、cherryはどちらかというと女のこの方に使うそう。とはいっても、cherry girlと形容詞的に使うことはなく、
    she lost her cherry
    という表現で失ったときに主に使うとのことです。
    高校で留学するとかでないかぎり、あんまり意味のない知識ですなぁ。
    yuka-san, tiddy-san,
    もったいない、ってそもそもそういう感覚があまりないですよね。「お百姓さんに申し訳ないからご飯は最後の一粒まで食べろ」と言われて育った私は申し訳ない気持ちがします。
    beautifulで思い出したんですが、adorableっていうのも、あんまりぴったりあう日本語がない気がします。枕草子の「ちさきものはみなかわゆし(でしたっけ?)」って感じでしょうか。
    Toshi-san,
    上記のななしさんのuncutもそうなんですけど、
    割礼していないと必ずなるわけじゃないですよね?とはいうものの、そのものずばりのphimoticを誰も知らない以上、uncircumcisedが多分一番わかりやすい表現かも。
    testicleはすごい・・・
    日本の芸能人を説明するときは、時々私も表現に困ります。
    **
    うーむ、しかし、何を語り合っているんでしょう。そのうちGoogleで「包茎」と検索すると上位に出ちゃったりするんでしょうか。いいんですけど。

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  6. イスラエルから副社長が来ました。夕食中に「日本語教えて」というので、「マジで?」という便利な言葉を教えてあげたら、翌日の会議で営業マンの商談報告に対して、連発!笑
    「XX会社に100台の商談がありまして・・・」
    「マジで!?Great!」
    和やかにMeeting終了♪

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  7. 千賀さん、初めまして。kaori.s と 申します。
    数年前からアメリカの会社と取引が始まり、アメリカ人とのやり取りも増える中で、「お百姓さんに申し訳ない」という話題になったことがあります。
    日本では、ご飯や、おかずを残すことは、それを作ったfarmerの方々に失礼に当たる、という教育をされるので、ご飯を食べ残すことに罪悪感を感じる。
    という話をすると、
    「作物を作るのはfarmerではなく、machineじゃないか。」
    と切り返され、かなり面食らいました。
    たった一人の意見だけですので、これがUSの文化だ!という訳ではないでしょうが、発想の違いを思い知らされた一例として挙げさせていただきました。。
    アメリカの農場は広いですからね。機械が生産してる、というイメージになるのもわかるような気がします。

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  8. はじめまして。
    handから連想したんですが、日本語の「指」に相当する英語ってありませんよね。親指を含む十本の手の指と、足の指すべてをまとめた単語。
    中学の英語で「人にfingerは何本あるでしょう?」というひっかけ問題を出された記憶があります。
    また以前、雑誌AERAに「英語には”せつない”にあたる言葉がない」という記事が載っていてへぇーと思いました。
    だとしたら日本のラブソングのかなりの部分が英語に翻訳不可能ということになります。
    どうなんでしょう?

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  9. アメリカ人に「どいう意味?」ときかれて、よく説明に言葉を要するのは挨拶系ですね。
    「いただきます」「ごちそうさま」
    「いってらっしゃい」「いってきます」
    「ただいま」「おかえりなさい」
    どれもそもそも同じ場面で使われる挨拶がなく、いつも「えーと、文字通り訳すとYou go なんだけど、こういう場面で挨拶として使われる言葉で、うんたらかんたら」みたいな感じで説明しなきゃいけないので、ちょっと面倒くさいです。
    でも、私的にはこの手の挨拶はけっこう好きなので、まわりの人に仕込んじゃったりしますが。
    あと、「もしもし」は語感がカワイイと好評で、電話がかかってきた時に使ってあげると喜ぶ人が多いです。

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  10. TBを3つも送ってしまいました。すみません。
    日本人の微細な感覚を表す言葉(挨拶も多分に含みますが)が英語に無いことは本当によくありますね。これは概念が無いから言葉が出来てこないのか、言葉が無いから概念が生まれないのか、小説「1984」で出てきた話を思い出してしまいます。

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  11. ワインの渋みですと、確かに肯定的には
    tannic
    です、確かに.タンニンがあって、それがボディががっしりしたワインとなるのに貢献していると、そういう性格のワイン自体を指して
    robust
    と言います.
    旨くとけ込んだタンニンじゃなくて、出来の悪いブドウを無理矢理絞って果柄の青っぽさまででていて、口が思わずすぼまっちゃうような渋さですと、今度は否定的に
    astringent
    です^^

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  12. 翻訳不可能

    翻訳不可能な言葉の中にこそ、その文化の特徴を発見できるのかもという話。 いくつか訳しにくい例があげられていて興味深い。 日本語→英語では「金縛り」「渋い」などなど。 英語→…

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  13. 先日ドイツ人達と飲みに行って、英語の直訳を探すのに戸惑った日本語があります。
    「飲み放題」って何ていうんでしょう???
    You can drink as much as you want within 2 hours for 1,500 yen. This kind of drink option.
    とかなんとか言って長いな~って思ったのでした。

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  14. eman-san,
    マジで? ;-)和やかですなぁ。
    kaori-san,
    確かに、そういう何気ないことで、すごい意識の差を感じることってあります。
    ケイ-san,
    確かに足はtoeですな。「せつない」は確かにそのものずばりはないですね。でも、そういう感情がないわけじゃないと思いますが。たとえばyearningは近いのでは?渇望とせつなさの中間みたいな。
    えり-san
    「いただきます」「ごちそうさま」
    これはない、確かに。神様に祈るってのが相当するんじゃないですか?でも、食べる前だけですけど。
    もしもし、は万人の笑いを誘いますね。
    garyu-san,
    >日本人の微細な感覚を表す言葉(挨拶も多分に含みますが)が英語に無いことは本当によくありますね。
    逆に、英語の繊細な感覚を表す言葉が日本語にないこともよくありますね。繊細さのありかが違う、ということなのでしょう。
    Toru-san,
    ワインの渋さを味として感じてるかどうか、アメリカ人によく聞いてみるのですが、ワイン通も含め今のところ「味だ」という人にはあったことがありません。白ワインのすっぱいのと赤ワインの渋いのがごっちゃになることも多いらしいです。日本人からするととっても不思議なのですが。
    関係ないですけど、私は同じぶどうばっかりでできているのより、meritageが好きです♪
    kima-san,
    食べ放題がall-you-can-eat(そのままだ)なので、all-you-can-drinkで通じるんじゃないかという気がしますけどどうでしょう?田舎住まいゆえ、飲み放題の店なんて周りにないのでわからないのですが。

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  15. 「いただきます」「ごちそうさま」はwords to show gratitude for everyone who offered the meal including nature, producers, peole who cooked it and paid for it,etcと説明したら理解してくれたようです。
    バークレーのカードショップで,日本語の挨拶を毛筆で書いたカードを見つけたのですが、隅っこに小さな字で英訳が書いてあり、「さようなら」は”if it should be so”、「ありがとう」は正確な訳は忘れましたが、「これはrareなことである」という意味の英文に訳されていました。
    「さようなら」は本来「あなたとお別れするのは本意ではないけれど、そうすべき事情があるのなら(然様なら)仕方がありませんね」という意味だったのですね。
    「お百姓さんに申し訳ない」については、我が家の年長者は米についてしか使いませんでした。不味い野菜や果物、魚は平気で捨てていたのに、お茶碗についた米粒は「もったいない」と叱られました。子供のころは「米粒がついていると茶碗が洗いにくいから怒っているのかな?」と疑ったものですが、日本では米は神格化された作物なのですね。

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  16. chika-san
    meritage、なるほど何時までもgenericとは呼ばせんぞってワインですね.初めて知りました.
    これ見たとき、フランスは北ローヌの雄 Hermitageかと思いました.モノによっては最近「ermitage」と称しているからです.
    The Da Vince Codeの読みすぎでしょうか(笑).
    3週間前フロリダに居りましたが、その最中「Chenin-Viognier」と言うのを見つけて興味本位で頼んでみましたが、正にこのmeritageだったわけですね.

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  17. はじめまして。
    今日の昼に、正にこの話題を友人としていたのですが、
    「お米を研ぐ」は、英語にできないみたいですね。
    あと、有名なところだと「反省」とか。
    それと「改善」は、認知度が上がっているみたいですね。

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  18. この前某番組で日本語の語源についてクイズをしていました。
    そこで、
    年齢や数の「さばを読む」・・これは昔、鯖を水揚げして京都に運ぶまでに一籠何匹入っているかと数えていたら、腐ってしまうので大体これくらいだろうって事で、どんどん京都に運んでいたという事から「さばを読む」という言葉生まれたということでした。私はえらく感動しました。笑 あの”さば”って”鯖”だったんだって・・・。
    ふ・・・「さばを読む」って英語でなんて言うんでしょうね。
    cheat in countingって辞書にでてきましたけど・・・他にありますか?

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  19. tuna-san,
    ありがとう、は、ポルトガル語のThank you、「オブリガート」から取った、聞いたことありますけど、どうなんでしょう。当時日本にはThank youに対応する言葉ではなく、「かたじけない」みたいな、謝り系のセリフしかなかったので、そのままポルトガル語を取り入れたとか・・・本当かな?
    Toru-san,
    meritage、フランス語から来ているのかと思って「メリタージ」とフランス語っぽく読む人が多いそうです。私もてっきりそうだと思っていたのですが、merit とheritageから作った造語で、メリテッジと読むんだそうです。
    soesin-san,
    お米を研ぐ、は、確かに単に「wash rice」というしかないですねぇ。でも、最近、本当に力を込めてシャッシャと研ぐ人はどのくらいいるんでしょうね。無洗米なんてのもありますし。
    反省、は「裁判で反省の色が見られない」というのと同様の報道はよくされますが、どんな単語が使われていたか、とっさに思い出せない・・・「Remourse」だったかな?でも、これは日本語だと「悔恨」ということでちょっと反省とは違いますね。
    改善は・・・・トヨタの「改善」は固有名詞として「カイゼン」ですが、普通の日本語の改善は単なるimprovementでそれほど外れてないという気がしますが・・・もと正確に言うならincremental improvementというところでしょうか。
    kima-san,
    さばを読む、ですかぁ。うーむ不明です。私がそういう話をするんだったら、単にlieという単語を使っちゃいますが。

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  20. leverage はどうでしょう?
    飲み物という意味の場合はともかく、影響を与える、大きな投資でリターンを増やすといった意味合いのときとても困ります。

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  21. leverageは確かに、レバレッジ(尻上がり)という日本語(か?)にしかならないですね。英語の場合はアクセントはlevのところですが。
    ここはひとつ新しい単語を造語するのはどうでしょう。
    lever=てこ、から来てるので、「てこる」
    「あの会社買えるかな?」
    「ここはひとつテコッて買いましょう」
    「家のローン借りてから、個人的にテコり過ぎ」
    とか。新語造語とともに、ペコちゃんみたいな、トレードマークも一緒に開発。その名も「テコちゃん」。

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  22. 英語に訳せない日本語
    微妙:
    この言葉は色々な意味で使う事ができます。辞書で調べてみたら意味は「Delicate」と書いてあるでしょうが、「微妙に難しい」を「Delicatly difficult」と訳すと意味が伝わりません。
    後、「一応」も訳しにくいんですね・・・。

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  23. ピンバック: アメリカで通じないカタカナ英語2 | On Off and Beyond

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